肉厚でジューシー 今が旬
桑名のハマグリ 密漁者が続出
【きょう注目NEWS】
グッド!モーニング「きょう注目NEWS」のコーナーで紹介された内容をご紹介しています。
桑名のハマグリ 密漁者が続出
三重県桑名市の特産品として知られている大きくて肉厚な旬の味覚ハマグリが今、密漁者たちに狙われています
干潟に広がる密漁問題
貴重なハマグリが危機に
干潟のあちこちに「貝取り禁止」と書かれたのぼりが立てられています。
それでも、次々と人がやってきては貝を取ろうとする姿が後を絶ちません。
この干潟では、漁協から許可の旗を購入した人だけが貝類を採ることができるルールになっています。
取材班が声をかけた来訪者の中には「わし関係ないで 向こう行って」と話してシラを切る人も。
桑名のハマグリ
価格は1個800円の高級品
桑名で取れるハマグリは、大きいものでは1個100gほどにもなる立派なもので、価格は1個800円という高級品です。
地元の漁師が稚貝から丁寧に育てて放流し、ここまで成長するには3〜5年の歳月がかかります。
地元産のハマグリは「他のハマグリとは全然違う、すごく柔らかい」と評判で、地域の誇る水産資源となっています。
こうした貴重な資源を守るため、この漁場には共同漁業権が定められています。
許可なく貝類を採取する行為は漁業権の侵害にあたり、悪質な場合には100万円以下の罰金が科せられることもあります。
漁師たちが密漁者に直接声かけ
地道な取り組みが続く
漁協の組合員たちは、自ら漁場を見回り、密漁者を見つけては地道に声をかけ続けています。
取材中も、貝を採っていないと言い張る2人組のネットの中を確認すると、ハマグリが入っていました。
組合員に「ここは採ってはいけない場所だ」と諭されると、男性はしぶしぶハマグリを海へ返しました。
漁協はおよそ30年前から稚貝を育てる生産施設を整備し、漁獲量を増やす取り組みを続けています。
長い年月をかけて育てた資源が、一瞬の密漁で失われてしまう現実に、漁師たちの苦悩は深まるばかりです。
豊かな干潟の恵みを次の世代に引き継ぐために、地元の漁協は地道な努力を重ねています。
ルールを守って利用することが、この貴重な水産資源と地域の漁業を守ることにつながります。
干潟を訪れる際は、看板や案内をよく確認し、ルールに従った行動を心がけましょう。
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