歴史的不良で高騰
スルメイカ1杯3800円
【きょう注目NEWS】
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スルメイカ1杯3800円
スルメイカが歴史的な不良となっています。
仕入れがままならない中、別のイカに熱い支線が注がれています。
スルメイカが歴史的不漁
都内の飲食店では、スルメイカの刺身が去年より1割高い1人前1,320円で販売されています。
活け造りは1杯3,820円とこれまでで最も高い価格となっており、食卓への影響が広がっています。
スルメイカの不漁は深刻さを増しており、2000年には33万トンあった漁獲量が年々減少し、去年はわずか2万7,400トンにまで落ち込みました。
業者の中には仕入れること自体ができない日が増えているところもあるといいます。
クロマグロがスルメイカを捕食
海の生態系にも影響
不漁の背景には複数の要因が絡み合っています。
ひとつは海の生態系の変化です。
漁獲枠の管理によってクロマグロが増加した結果、クロマグロがスルメイカを大量に捕食するようになったという指摘があります。
「クロマグロが大好きなスルメイカを食べてしまうので、スルメイカが減っている」と話す業者もいます。
もうひとつの大きな要因が海水温の上昇です。
スルメイカの産卵場所である東シナ海の水温が下がりにくくなっており、生育環境に悪影響を与えている可能性があるといいます。
専門家は「海水温の上昇と分布の変化が最も大きな要因と考えられるが、なぜここまで壊滅的な状況になっているかは現状でも詳しくわかっていない部分がある。
おそらく初期の発生条件が非常に悪いのではないか」と話します。
スルメイカの代わりに
アオリイカが人気
スルメイカが手に入りにくくなる中、飲食店では代替食材として工夫を凝らしています。
都内のある店では、暑さに強く7月に入っても安定して入荷できるアオリイカを水槽で生きたまま管理し、注文が入ると水槽からそのまま取り出してイカ造りで提供しています。
スルメイカに比べて割高ですが、味わいも好評でお客さんから支持を集めています。
専門家は「資源量が現在のレベルを維持する可能性はあるが、ここから増えるかどうかは資源管理次第、海洋環境次第。断定できる要素はあまりない」と慎重な見方を示しています。「すべての魚が非常に厳しい状態にある。大事に食べてほしい」という言葉が、現状の深刻さを物語っています。
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