元気なうちに”終の棲家” 選んで入居 おひとりさま向け
【きょう注目NEWS】
グッド!モーニング「きょう注目NEWS」のコーナーで紹介された内容をご紹介しています。
元気なうちに「終の棲家」を選ぶ人が増えています
介護が必要になってから慌てて施設を探すのではなく、まだ元気なうちに自分らしく暮らせる場所を選ぶ高齢者が増えています。
特に目立つのが、一人暮らしの「おひとりさま高齢者」の動きです。
介護施設を紹介するサービス「LIFULL介護」によると、一人暮らしの高齢者からの問い合わせは年々増加しており、今年は全体の3割近くに達しました。
さらに、その6割が介護の必要がない元気なうちに問い合わせをして入居を始めているといいます。
将来への備えを、早い段階から自分で考えて動く人が確実に増えているようです。
魅力あるおひとりさま高齢者向けのサービス
施設側も、元気なおひとりさまに選ばれるためのサービスを工夫しています。
千葉県にある「サン・ラポール南房総」では、248部屋全室が南向きで、風呂・トイレに加えてコンパクトなキッチンも各部屋に完備。
自分のペースで生活しながらも、必要なサポートを受けられる環境が整っています。
特に人気なのが、卓球・麻雀・合唱など25種類ものサークル活動です。
一人で入居しても自然と新しいコミュニティとつながることができ、孤独になりにくい環境が生まれています。
入居者の80代の女性は「80代になって初めて麻雀にはまりました。週2回が今の楽しみです」と笑顔で話します。
別の入居者も「カラオケも麻雀も、ここに来てから始めました。毎日が忙しいくらいです」と充実した様子を見せてくれました。
多様化するおひとりさま高齢者向けのサービス
おひとりさま高齢者向けのサービスはさらに多様化しています。
シェアハウスのような作りで入居者同士の日常的な交流を生む施設や、身元保証人がいなくても入居の相談ができる施設など、これまでの介護施設の枠にとらわれない新しい選択肢が登場しています。
LIFULL介護の小菅編集長は「高齢者の住まいの選択肢は、この10年で大きく広がってきた。今後は不動産各社なども含め、元気な高齢者を受け入れる住まいへの注目が高まっている」と話します。
「介護が必要になってから考える」から「元気なうちに自分で選ぶ」へ。
高齢者の住まいに対する意識は確実に変わってきています。
豊かなセカンドライフを送るために、早めに情報を集めて自分に合った住まいを探してみることが、これからの時代の新しい備え方といえるかもしれません。
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