＜子の将来をツブす親＞息子が活躍するたびずっと諦めさせる？……ダメ、目が覚めた！【第3話まんが】 ｜ ママスタセレクト
前回からの続き。私は夫のユウスケと中学1年になる息子、エイトとの3人暮らし。夫には離婚歴があり私とは再婚です。エイトは陸上部で頑張っていて将来有望な選手です。そんな折、夫の口から「エイトに陸上をやめてほしい」との言葉が出ました。理由はエイトの名が知れ渡ると、自分の前妻が嫌な思いをする可能性があるから。そして昔、夫が前妻に迷惑をかけたことに対して、埋め合わせを求められるかもしれないからというもの。私はどのように対処すべきか悩みます。
友人にもエイトの活躍は伝わっていました。本来であれば一緒に喜びたいところですが……。私は夫がエイトの部活を辞めさせたがっている経緯を説明しました。
友人には、私が憤りを感じていること、エイトのためを思うと夫には賛成できないことを正直に話しました。しかし、前妻さんの存在も、まったく気にしないわけにはいかないと思っているのです。
友人が口にした感想はゾッとするものでした。エイトにどんな才能や可能性があっても、そのたびに諦めさせるなんて……。自分がもし、エイトの立場だったら納得できるでしょうか。とてもできるとは思えません。
今後ずっと……？ 親としてそんなこと、できるわけがありません。それに、これは夫と前妻さんの問題であって、エイトは関係ないのです。
私は改めて、夫の意見は受け入れられないと思いました。それに、この問題はエイトの将来にも影響するのだと、はっきりわかったのです。
エイトは自分の部屋で、自主的にトレーニングをしていました。夫の話で動揺するあまり、私は何を迷っていたのでしょう。エイトはこんなにも頑張っているのに……。
息子のエイトの力になり、応援するのが私たち夫婦の役目です。心に留めておかなくてはならない、大切なことです。私はもう一度ユウスケと話をすることに決めました。
エイトに部活をやめてもらいたいと夫が言い出した件で、友人に相談に乗ってもらったときにもらった言葉。エイトが活躍するのを止めることはできないという友人の意見はもっともだと思います。しかし厄介ごとを起こしたくない夫の言い分もあって私の心は揺れていましたが……。一生懸命に部活の自主トレーニングをするエイトを見て、私の気持ちは固まったのです。
【第4話】へ続く。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・ササミネ 作画・魚師 編集・塚田萌