Skip to content

Japan Pulse News

Menu
  • Home
  • Blog
  • News
  • Categories
  • About
  • Contact
Menu

フォトジェニックな京都の個性派ミュージアム「堂本印象美術館」で、多彩なアートを鑑賞♪ | ことりっぷ

Posted on November 22, 2023 by Pulse

フォトジェニックな京都の個性派ミュージアム「堂本印象美術館」で、多彩なアートを鑑賞♪ | ことりっぷ
大正から昭和にかけて活躍した日本画家、堂本印象。京都の衣笠エリアには、堂本印象みずからが建物や内装、案内板、休憩のための椅子、ドアノブなどすべてのデザインを手がけたミュージアム「堂本印象美術館」があります。やわらかなタッチの日本画からアバンギャルドな抽象画まで、「えっ?これが同じ人の作品……?」と驚きつつも次第に世界観に引き込まれていく、そんな心弾むアート体験はいかがですか。

金閣寺、龍安寺、仁和寺の3つの世界遺産を結ぶ「きぬかけの路」にあり、公共交通機関でのアクセスは、市バスとJRバスの立命館大学前停留所からすぐです。バス停の目の前、白色×金色の装飾がひときわ異彩を放つ建物が、堂本印象美術館です。
本名は堂本三之助。1891(明治24)年、京都の造り酒屋の三男として生まれました。西陣織の図案描きを経て画業に専念するようになった大正から昭和初期にかけては、当時の京都画壇の流行をふまえた伝統的な日本画を描き、とくに仏画では高い評価を受けます。戦後は趣向をがらりと変え、何にもとらわれない自由な抽象表現で新たな世界観を築き上げました。仁和寺、東寺、醍醐寺、平安神宮、西芳寺など京都の名だたる社寺をはじめ、奈良、四国まで赴き、障壁画だけでもあわせて600面もの作品を描いたそうです。

61歳のときの半年間、イタリア、ドイツ、スペイン、フランス、スイスを旅して美術館や教会、宮殿などを観て回ったそう。そんな経験を経て75歳となった1966(昭和41)年、自身の作品を展示する美術館をみずからデザインし、創り上げたのです。
館内に入って最初に迎えてくれるのが、ロビー中央のきらびやかなステンドグラス『蒐核』。近づいてみると、百貨店の銀の紙の包装や色ガラスのかけらが散りばめられていて、遊び心が感じられます。
館内は、本館、新館、サロンの3つの空間で構成されています。堂本印象美術館が所蔵する印象の作品は、2300点ほど。テーマを設定した印象作品の年2回のコレクション展、他のアーティストの作品も織り交ぜて紹介する年に1〜2回の特別企画展によりさまざまな作品に出会えます。
展示室へといざなう廊下にもアートが満載です。福井地方裁判所のエントランスホールを飾るステンドグラス『楽園』を1/3サイズに縮小して制作したものや、鑑賞の合間に休んでもらいたいという印象のおもてなしの心が込められた椅子など、バラエティに富むアートが楽しめます。

サロンには、印象の作品のほか、愛用していた絵筆や絵の具、絵皿などが展示されています。また、大きなガラス窓からは、京都のシンボルである大文字山や、比叡山など東山連邦が見渡せます。視線を少し下に落とすと目に留まる瓦屋根の純和風建築は、印象が暮らした邸宅です。
受付前のミュージアムショップには、館内にみられる取っ手のデザインをモチーフにしたマスキングテープやポストカードなど、オリジナルのミュージアムグッズがそろいます。おすすめは、美術館から徒歩10分のわら天神宮前にのれんを掲げる京菓子司「笹屋守栄」製の羊羹「光る窓」。印象の作品『蒐核』からイメージしたものです。白あんがベースなのでマイルドな風味。日本茶はもちろんのこと、紅茶やコーヒーともよく合います。
美術館前の庭園は無料エリア。アトリエの建つ小高い丘があり、特別企画展の会期とあわせた展示や、他の作品とのコラボレーションが楽しめる展示なども行われるそうです。

金閣寺、龍安寺、仁和寺を訪れるなら、ぜひ変幻自在な画才をもつ堂本印象のアートも楽しんでみてくださいね。

Leave a Reply Cancel reply

You must be logged in to post a comment.

Recent Posts

  • 【話題】『これは、かつて帝国の誇りと呼ばれた首都ロンドンの姿です…』(※動画)
  • 松屋×「みいつけた!」コラボ開催決定! オリジナルグッズが当たるキャンペーンも実施 9月30日より | poxnel
  • ひろゆき氏「東京都心部は外国人富裕層が買い漁り、賃貸にするとすぐに売れなくなるので、空き家のまま転売出来るまで放置。都知事は放置だよね?」
  • 東京ゲームショウで大活躍! とうか、『MechaBREAK』ブースにコスプレイヤーとして出演決定 | poxnel
  • 10月1日から始まる中国の大型連休、海外旅行は日本が大人気!
  • セクシーな破壊力! 十味、チェック柄バニーガール姿でファンを魅了 | poxnel
  • フィフィさん「神輿は軽い方がいい」
  • スマイルゲートの新作RPG『カオスゼロナイトメア』10月22日より正式サービス開始! 東京ゲームショウ2025にも出展 | poxnel
  • 世界初! 適応型ノイズキャンセリング搭載の睡眠特化イヤホン「Soundcore Sleep A30」9月25日発売 | poxnel
  • 外国人材を育成する「育成就労制度」、2027年4月〜開始へ
  • 【最新】BOOK総合ランキングTOP10(2025年9/15~21)|「王様のブランチ」発表
  • 夏の終わりでもギャル最高! さや、ヒョウ柄ピンク水着で太陽が丘ファミリープールを満喫 | poxnel
  • 【異例】中国政府が日本企業の「スパイ活動」に警告
  • 鉄道シミュレーション『Train Sim World 6』が9月26日より先行アクセス開始! 無料スターターパックは10月1日配信 | poxnel
  • 【最新映画動員ランキング】劇場版「鬼滅の刃」の牙城を崩した大ヒットコミック映画
©2025 Japan Pulse News | Design: Newspaperly WordPress Theme