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TikTokは7月10日、AI生成コンテンツをコミュニティが見極め、正しく理解できるよう支援するための新たな施策を導入すると発表しました。


今回の発表では、AIリテラシー向上に向けた教育コンテンツの拡充、AI生成スパムに対応する検出システムの改善テスト、コンテンツの出所と信頼性に関する標準化団体「Coalition for Content Provenance and Authenticity」(C2PA)の運営委員会への参加という3つの取り組みが示されています。
目次
AIリテラシー向上に向けた教育コンテンツを拡充
TikTokは、業界パートナーのNAMLEやHenry Ajder氏と協力し、コミュニティがAI技術を責任ある形で利用するための新しいガイドを作成したと発表しました。
また、ユーザーがAI関連の用語を検索した際に、AI生成コンテンツを見分けるための実践的なスキルを学べる新しいアプリ内ハブも導入されます。
このほか、No FiltrやRaspberry Piといった団体が、AIリテラシーを高め安全なAI利用を促進するTikTokコンテンツを制作できるよう支援する取り組みも継続されています。
同プログラムは2025年11月の開始以来、専門機関・専門家によるコンテンツの総視聴回数が2億回を超えたということです。TikTokはこれまでに400万米ドル以上を投じており、今後もプログラムのリーチとインパクトを拡大するために投資を継続するとしています。
TikTok Transparency Studio 投稿動画
TikTok公式アカウントによる投稿動画は、以下のURLで視聴できます。
AI生成スパムに対応する検出システムを改善
TikTokはこれまでもスパムを禁止し、テクノロジーを活用した大規模な検出・削除を行ってきたとしています。同社の発表によると、今年最初の3カ月間だけでもグローバルで8,600万以上の偽アカウントを削除したとのことです。
政治・時事や金融アドバイス、医療関連コンテンツなど、公共の信頼やウェルビーイングにリスクをもたらす可能性のあるトピックに関して、AI生成スパムの投稿を目的としたアカウントを検出するシステムが今後数週間でテストされる予定です。
C2PAの運営委員会に参加しコンテンツの透明性を強化
TikTokは2024年、コンテンツの出所と信頼性に関する標準団体C2PAの「コンテンツクレデンシャル」機能を導入した初の動画プラットフォームとなっています。今回、TikTokはこの技術の業界全体での普及を推進するため、C2PAの運営委員会に参加すると発表しました。
同社によると、これまでに「コンテンツクレデンシャル」機能やクリエイター向けラベリング機能、TikTokの不可視ウォーターマーク技術を組み合わせ、30億以上の投稿動画にAI生成コンテンツ(AIGC)としてラベルを付与してきたとのことです。
Smart SplitやAI Outlineなど創造的なAIツールも継続開発
TikTokは、Smart SplitやAI Outlineといったコミュニティ向けの創造的なAIツールの開発に引き続き投資するとしています。
このほか、ユーザーがAI生成コンテンツの表示量を選択できる「トピックを管理」のような機能の試験的運用も行われています。