(省略)
・佐藤 達夫(22)
「熱中症になるなんて思ってもみませんでした。さまざまな症状があり、危険な状況でした。生き残れるかどうかわかりませんでした。」
幼少のころから野球に打ち込み、中学時代はエースだったが、県の強豪校に進学して間もない高校1年の夏、炎天下の練習中に熱中症で倒れた。
佐藤達雄
「『休みたい』と言える状況ではなかった。体調が悪いと言った時でさえ、コーチは私に意志が弱いと言ったし、実際にそう言われた。」
佐藤さんは一命を取り留めたものの、眼球が不随意にピクピクと動く症状である眼振の重篤な後遺症が残った。
佐藤達雄
「例えば、横を見てすぐに前を見ると、物が二重に見えて、すぐには消えません。時々めまいがして、すぐに悪化するので、何をするにも休憩を取ります。」
医師の診断書には、重度の熱中症で脳機能に障害が残っていると記されていた。運転免許を取得しようとしたが、公安委員会は目の損傷が残っているため「不適格」と判断した。
佐藤達雄
「免許を取るのは当たり前だと思っていたので、当時は本当にショックでした。」
(わずかに)
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