好生会森ノ宮・大阪本町消化器内視鏡クリニックは、日本の医療保険制度の現状をSNSで問題提起し注目を集めている。
同クリニックは、日本語が話せない高齢の外国人患者が日本の保険証を使って治療を受けた例を挙げ、制度の不備を指摘した。
保険証を使用した外国人患者様の事例
投稿によると、外国人の高齢女性が保険証を持参し、大腸内視鏡検査を受けたところ大腸がんと診断された。
その後、大きな病院を紹介され手術を受けたが、日本の保険制度により治療費の3割が自己負担、7割が公費負担となった。
この件について同クリニックは「医療側は国籍による差別はなく、日本人患者と同様に対応している」と述べ、患者個人や医療提供者の責任を否定した。
問題の本質は「制度」にあると指摘
投稿では「問題は個々の患者にあるのではなく、システムの仕組みにある」と強調し、次のように述べている。
「医療では国籍による治療の差別はありません。何より外国人患者は法を守っています。繰り返しますが、悪いのは制度です」。
同クリニックは、現行制度では外国人も保険証があれば平等に医療を受けられるため、日本の医療制度が悪用される可能性があると指摘。
これにより国民負担が増大し、日本国民の税金に影響を及ぼすとの警告もある。
ネット上の反応
この投稿にはソーシャルメディア上で多くの意見が寄せられました。
●制度の見直しを求める声
「制度が不十分だと感じる。早急な見直しが必要だと思う」「国民の医療保険制度が適切に運用されていないことが問題だ」などの意見が多かった。
●公平性を支持する意見
一方で、「国籍に関わらず平等に医療を提供することが重要」「治療を受けている外国人も法を守っているのだから責めるのは不合理」といった意見もあり、白熱した議論。
制度改革の必要性
現在の日本の公的医療保険制度では、外国人も一定の条件を満たせば保険証を取得でき、保険料を支払うことで日本人と同様に医療を受ける権利が認められています。
しかし、制度の不備や運用の透明性などが課題となっており、適切な見直しが求められている。
この投稿は多くの人に日本の医療保険制度の現状について考えさせるきっかけとなった。
制度をどう見直し、公平性を保ちながら税負担を軽減するかが今後の課題となる。
(文=シェアニュースジャパン編集部)
インターネット上のコメント
・医療目的の場合、自己負担金も支払わずに帰宅し、連絡が取れない人も多く、医療機関の負担が大きいとの報告もある。 。
・保険証の廃止に伴い、マイナカードを使って受診回数を減らすことはできないだろうか。私たちはそれに反対する政党と議員を特定する必要がある。
・ICの内容が分からないから治療できないというのは間違いではないでしょうか?
・どうして日本人は無料で治療が受けられるんだろう…。
・それでも7割補償ならまだマシですし、無保険で稼ぐ手段がない状態で仮放免や難民申請をしている人の方が医療へのダメージは大きいと思います。
・悪いのはシステムではありません。この制度を作った自民党議員が悪いのです。皆さんもぜひ選挙に参加してください。
・悪いのは「制度」とそれを容認する国会議員だ💢