＜義母のせいで＞「結婚は奨学金を返済してから」という義母の発言で義弟の結婚が破談に！実は…… ｜ ママスタセレクト
結婚は当事者二人が納得していればできるものですが、それでも両家が歓迎してくれないと話が進まないですよね。ときには理不尽な理由で結婚に反対する親もいます。ママスタコミュニティには「義母が義弟の結婚相手にいろいろ聞いて破談」というタイトルで、こんな投稿がありました。
『私が結婚のとき、旦那の奨学金の返済残金は私の親がお祝いという形で返済しました。先日、義弟の結婚相手との顔合わせで義母が相手の親子に「奨学金などの借金の返済があるなら、完済してから結婚の話を進めよう」と言ったらしく、これがきっかけで破談になりました。義母の言い分としては「嫁ぐ側が借金持ちなんてあり得ない」というもの。私には意味がわからないのですが、男性は借金持ちでも結婚してよくて、女性はダメだという理由ってどういうことでしょうか？』
働きながら、大学のときに借りた奨学金を返済しているという人は珍しくありませんよね。その奨学金の存在がネックとなり、義母は義弟の結婚に反対したそうです。一方で、投稿者さんの旦那さんの奨学金は投稿者さんの両親が返済したそうですから、矛盾を感じるのも無理はないでしょう。投稿者さんの結婚時と義弟の結婚時の条件を照らし合わせ、義母の対応が理解できない様子の投稿者さん。この投稿に対して、ママたちからはどのようなコメントが集まったのでしょうか。
「借金のある男に嫁ぐのはOK、借金のある嫁はNG」意味がわからん
『義母の言い分を頑張って考えてみた。「結婚とは女性が男性側の一族に入ってくることである。借金のある一族だということをわかって女性が入ってくるのはよいが、借金を男性の一族に持ち込むのはダメだ」。えーっと、いつの時代？』
今回の状況から、義母の男尊女卑な考え方が滲み出ているようにも思えますね。投稿者さんも「男性は借金持ちでも結婚してよくて、女性はダメだ」という考えを義母が持っているのでは？ と綴っています。結婚によって女性が男性の家に入ることになるため、借金などのネガティブなものを持っている状態は許さない。一方で、男性に借金がある場合は、その家に女性が入ることを納得しているから問題はない。かなり矛盾しているようにも思えますが、こんなふうに義母の思考回路を推測しているママがいました。
相手の家が貧乏だから嫌と思ったのでは
『単純にお金がなかったんじゃない？』
『貧乏育ちとは結婚させたくなかったんじゃ？ あなたは裕福だから気に入られたのかも。「利があるわ！ 可愛い息子が苦労しなくて済むわ！ 私たちも安泰！」ってね』
また、投稿者さんの両親が旦那さんの奨学金を返済した事実について、触れることなく義弟の結婚に反対した義母。この件については、シンプルにその家がお金を持っているかどうかを見極めたのでは？ という意見もありました。奨学金を借りているということは、少なからず家計から学費を出すのが難しかったということでもあります。そうした相手側の収入状況を鑑みて、義母は義弟の彼女に対して「お金がない家なら結婚させたくない」と思ったのかもしれません。
「可愛い息子は許せるけど、息子を奪う女は許せない！」という考え？
『可愛い息子のことは許せちゃうけど、息子を奪っていく他人の女性は許せないだけよ』
『ただの嫁いびりだよ。結婚前からこんなんじゃ、籍を入れたらますますひどかっただろうね。破談でよかった。義弟は親の反対を振り切って結婚する覚悟もなかったということで』
『お相手の方はよかったじゃん。嫌な年寄りと身内にならずに済んで』
このほかにも「嫁いびりとして反対していたんでしょう」という意見もありました。義母は義弟の彼女のことが、大好きな息子を自分から奪おうとする女性に見えたのでしょうか。
また、義母に奨学金のことで反対されて結婚が破談になった、義弟にも疑問の声が……。本当に結婚したいほど好きな相手ならば、自分の母親の対応に怒ってもいいはず。そして母親よりも彼女を選び、結婚をする覚悟をみせてもよかったのかもしれません。「彼女はこんな義母と身内にならず、破談になってよかったね」という意見もありました。
『矛盾している義母だね。自分の息子が義両親にお祝いという形で奨学金返済をしてもらったことは、どう思っているんだろう？』
『投稿者さんの親が旦那の奨学金の返済しちゃったから、義母が調子に乗ったような気もする。これからもますます調子に乗ってくるよ』
投稿者さんとしても納得ができないのは、自分の親が旦那の奨学金の残りを返済した事実をまるでなかったかのようにされていることかもしれません。同じ条件であるにも関わらず、義弟の結婚が奨学金によって破談になったことから、「返済したうちの親のことをなんだと思っているの？」という怒りがあるのかも。また、投稿者さんの両親が旦那さんの奨学金を返済したことから、義母が図に乗ってしまったと予想している人もいました。
「ヤバい親だ」と相手が気づいたから破談になったのでは
『ヤバい親と気づいて、お相手が逃げたんだと思う。私も女性の奨学金はリスクがあると思うけど、自分でちゃんと返済するなら全然問題ないでしょ。稼いでくれそうないいお嫁さんになりそうだったのに残念だったね』
『奥さんが専業主婦になるなら、先に奨学金を返してからだろっていうのは納得だけど、共働き夫婦なら問題ないと思うけどね。そもそも「息子の奨学金を嫁親に払ってもらったことは何なの？」って話。義母の発言の理由なんて考えても無駄だよ。してもらって当然、でも自分たちが損をするのは許せないっていうだけだろうから』
『うちの息子はなんでも許されるけど、相手の女性はなんでもダメ！ 性格の悪い義母はだいたい思っていることだよ。むしろそんな人に常識とかルールとか理由を求めたらダメ』
義母が相手の親子に「奨学金などの借金の返済があるなら、完済してから結婚の話を進めよう」と言ったことがきっかけで、破談になった義弟の結婚。奨学金をすべて返済するまで、あとどのくらいの金額かは明かされませんでしたが、相手の親子も納得できない思いがあったのではないでしょうか。義弟の彼女が仕事を持っていて、結婚後も働きながら奨学金を返済するというのであれば、特に問題のないことだと感じるママたちは少なくありませんでした。これがたとえば専業主婦希望となると、「自分の奨学金を旦那に返済させるつもり？」と義母が怒るのも多少は理解できるかもしれません。ただそれを除いても、長男は結婚の際に相手の親に返済してもらっておいて、次男の結婚はダメというのはやはり矛盾を感じますね。
また「義母の考えを理解しようとするのは無駄」という意見もありました。今回の相談から察するに、義母は「他人が自分に何かをしてもらうのは当然だけど、逆は嫌」という自分に都合のいい考えやルールを持っているタイプなのかもしれません。投稿者さんとしては、考えの異なる義母の言動に対して深く考えても、答えは見いだせないのではないでしょうか。そうした相手に常識やルールを求めても、振り回されてしまうだけかもしれません。投稿者さんは自分の考えを大切に、義母とは程よい距離感で過ごせるとよいですね。
文・AKI 編集・kunel イラスト・マメ美