<私のほうが上なのに?>信じられない!地味な容姿なのに人気モノ?……理解できない【第2話まんが】 | ママスタセレクト
前回からの続き。
数年前の話です。私の名前はユリナ。30代半ば、独身です。地方の小さな町で生まれ育ちましたが、大学進学と同時に上京。自分で言うのもなんですが、私は大学でも有名な美人で、大学2年生のときには学内のコンテストに推薦され、準優勝しました。芸能事務所からスカウトされたこともあります。つい最近まで東京で働いていましたが、仕事を辞め、一時的に実家に身を寄せています。そこで全てにおいて冴えないいとこ・カスミがイケメンお金持ちの旦那をつかまえて、何不自由なく暮らしていることを知って衝撃を受けます。
とても「会社を辞めて戻ってきた」とは言えませんでした。そんなことを知らないカスミは、私との再会を心の底から喜んでいるようでした。私は笑顔で接しながらも、内心「こんな子のどこがよかったんだろう」とカスミを見つめます。
するとそんな私に、鯛を渡した初老の男性がすかさず声をかけてきました。「カスミはここらのおっちゃんおばちゃんの娘みたいなモンだからな。みんなカスミが大好きなんだよ」と。それを聞いた私はやたらイライラします。カスミはまるで、地元の有名人かアイドルのような扱い。その光景を見ていると、言いようのない黒い感情があふれ出てくるのでした。
【第3話】へ続く。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・大島さくら 作画・よし田 編集・Natsu