<バリキャリ、上から発言>義姉「評価できないな~」経験ゼロで育児を語らないでッ!【まんが】 | ママスタセレクト
私(マナミ)は現在、3歳の娘リン、1歳の息子ルイを育てています。出産を機に仕事は辞めてしまったので、現在は専業主婦です。旦那のタイキは家事育児に積極的に参加をしてくれるので、ルイが幼稚園に上がった頃を見計らってパートでも始めようかと最近は考え中。週末は予定がなければ、車で5分ほどの場所にある義実家に家族で顔を出しています。義両親ともつかず離れずの関係を保っており、今のところとくに大きな問題もなく過ごしていました。しかし……。
「お義姉さんが帰ってくる」突然話し出す義母に私は驚いてしまいました。
私は正直、義姉(アヤカ)が苦手なのです……。旦那は3きょうだいの末っ子。義姉は一番上のお姉さんです。真ん中のお兄さんはユウキさんといって、義実家から車で15分ほどの場所で奥さんのユミさんと7歳のケンタくんと暮らしています。ユミさんとはお互い「嫁同士」ということもあって、いい関係を築けています。
義姉が義実家に戻ってきたと聞き、心がザワザワしてしまいました。なぜなら……。
義姉は有名企業で働いていて独身。自身の子どもはいないのに、なぜかいつも上から目線で私に育児を語ってきます。
リンのオムツや食事についてもすぐに仕事のシーンに例えて、指摘をしてくるんです。たとえば……。
「挑戦しなくていいの?」「工夫しなくていいの?」そんな義姉の一言一言に尻込みしてしまう私。義姉にとってはアドバイスのつもりかもしれませんが、私はいちいち気にしてしまうのです。幸い、旦那は味方をしてくれるのですが、気が強い姉を抑えるまでにはいかず……。義姉の勢いが落ち着くことはありません。
相手は大人じゃなくて子ども。そう夫がいくら言っても、義姉は聞く耳を持ちません。それどころか……。
「義姉、苦手すぎる!」頻繁に会うことはありませんが、年末年始やお盆などの長期休暇には実家に戻ってきていた義姉。そのときに軽く世間話をする程度の仲でした。短時間でも、これだけネガティブな印象が残っているのだから、長い時間接していたらイライラが止まらなくなりそうです! 平穏に過ごすためにも、極力関わらないで生活していこう。そう決めていました。
「ムリムリ~!」苦手な義姉と旅行なんて……絶対にイヤ!
子どもたちに会いたい、運動会に行きたい、そんな義姉の思いを聞いて私は不信感でいっぱいになりました。
ならどうしてあんな高圧的な態度をとるのだろう。まったく気がつかない義母にもモヤモヤしてしまいます。わが子を生きがいという義姉の本心も私には理解できません。
義姉を気遣う義母の気持ちはわかっていても、また何か言われたら……と思うと、私もこれ以上は干渉されたくありません。
家族旅行に義姉がついて行った、と聞いて私は驚きが隠せません。旦那の真ん中のお兄さんはユウキさんといって、義実家から車で15分ほどの場所に奥さんのユミさんと7歳のケンタくんと暮らしています。ユミさんとはお互い「嫁同士」ということもあって、いい関係を築けています。
4人で楽しかったというけれど、それは本心なのでしょうか? ユミさんに電話で相談してみることにしました。
今度はわが家と旅行に行きたい、そう話す義母に私は言葉が詰まります。ユミさんも我慢したに決まってる、そう思い電話をかけてみました。
私の想像とは裏腹に、ユミさんの反応は好意的でした。それどころか旅費を多めに出してくれた義姉に感謝しているというのです。「お金の問題?」そんな疑問を抱きながら、私はさらに深く聞いてみます。
「お義姉さんも家族でしょ」そう笑うユミさんに私はモヤモヤしてしまいました。ユミさん自身がマイペースな人だし、誰とでも気さくに話せる人なので、きっと義姉とも適度な距離を保って接することができるのでしょう。それができれば一番良いのですが……。私はどう考えても義姉と旅行できるとは思えません。万が一旅行に誘われたときのことを考えて、早めに旦那に言っておこうと思います。
義姉は財布代わり?「安くすむならラッキー!」旦那にモヤ
私はその夜、子どもたちが寝た後に旦那と話すことにしました。
なにが問題なの? という旦那に私はすかさず、言い返します。しかし旦那は義姉との旅行を深く考えていないようです。それどころか「お金を出してくれてラッキー!」というのです。家族旅行は家族だけでしたい、という私の思いは旦那には届かないのでした。
それどころか、旦那は義姉を悪くいう私を責めてきたのです。
旦那にとって義姉は家族。幼少期から一緒に過ごしているためか、義姉の言動には慣れているのでしょう。しかし私は違います。お金を出してくれるから我慢できるとかではありません。せっかくの家族の思い出を邪魔されたくないのです。義姉を人助け、と蔑む旦那にもイライラしてきました。
なかなか理解を示してくれない旦那。そんな旦那との口論はまだまだ続きます。
私が専業主婦だからでしょうか。義姉が育児と仕事を同列に考えることが、とくに許せません。子育てと仕事はまったくの別物、同じように考えてうまくいくものでもないと思うのです。だからこそなんでも仕事のように割り切って、子育ての実状を想像できず、いつも上から目線でものを言う義姉と旅行など、私にはあり得ないのです。
しかし旦那は、私が義姉を嫌いだから、と好き嫌いの問題におさめようとするのです。
義姉が旅費を多めに出してくれるという話は、とてもありがたい話ではあります。しかしそれはあくまでも不確定な話です。大切な家族旅行は、家族だけでしたい。家族で楽しめるものにしたい。もし苦手な人と旅行することになったら楽しめないと思うのです。旅行は、費用を自分たちで払ってでも一緒に行きたい! と思える相手と行くのが一番なのではないでしょうか。
恐怖の計画!子どもたちを可愛がっていた本当の理由とは?
満面の笑みで迎えてくれる義姉。到着したかと思いきや……。
子どもたちを可愛がってくれる義姉。子どもたちも嬉しそうにしているので私もほっとしています。ありがたいな、と微笑ましく見ていた次の瞬間。
「一緒に旅行したい」その話は、すぐに始まりました。「!!」
「マナミちゃん旅行したいよね?」「……(えぇー嫌ですぅ)」。幼稚園の運動会はまだいい、でも旅行は絶対に嫌〜! と心の中で叫ぶ私。すかさず横から「無理だよ」と断ってくれる旦那。しかし義姉は……。
リンやルイはいきたいでしょ? と子どもたちの名前を出すのです。一歩も引かない義姉に対し、旦那は必死に説得をしてくれます。(ファイトだんな!)
しかし今度は義母までが「旅行くらい一緒に行けばいい」と言い出すのです。今まであまり強く言ってこなかった義母に、私たち夫婦は疑問が湧きました。「母さんどうして?」そう尋ねる旦那に、義母は「アヤカの将来のために子どもたちに懐いてもらわなきゃ」というのです。私たち夫婦の頭には「?」が浮かびます。そして次の瞬間、義姉からは衝撃の発言が……。
異常なくらいに子どもたちと関わりを持ちたがる義姉。それを推奨する義母。その理由は……。
それからというもの、義姉は私に対して上から目線で話さなくなりました。というか、むしろ少し避けられているような気もしますが……。それでも子どもたちの未来を考えると、思い切って言って良かったと思います。ちなみに義姉の魂胆を義兄嫁のユミさんに話したところ、とても驚いていました。もしかしたら義兄一家とも距離を置かれる日が近いのかもしれないな……と思ってしまった出来事でした。