＜NGアレンジ＞【後編】人前で妻の料理をサゲる旦那さんはヒドイ。一生モノの傷だけど、歩み寄る？ ｜ ママスタセレクト
前回からの続き。投稿者さんはお料理が好きで、特にアレンジを利かせたカフェ風ご飯をよく作ります。先日旦那さんのお友だちが開催した持ち寄りの食事会に招かれたときも、得意のオシャレなお料理を作っていったのだそう。しかし当の旦那さんはよそのお宅から持ち寄られたお料理を「おいしい」と大絶賛。内容は市販のタレで焼いたお肉や、からあげにコロッケなど、投稿者さんから見たら平凡なお料理だったようです。しかし旦那さんはあろうことかみんなの前で「お前の料理なんかよりおいしい、変なアレンジするな！」と投稿者さんに言い放ちました。投稿者さんは泣きそうになるほどショックを受けたようです。
投稿内のママたちは旦那さんに対して賛否両論。「ご飯を作ってもらっているのに文句を言うなんて」という批判や、「でも旦那さんの気持ちも理解できる」との擁護など、さまざまな意見が集まりました。
ほかの人の前で貶すのはマナー違反だよね
とはいえ、旦那さんの行動の中で”どうしても許せないポイント”がママたちにはあるようで……？
『旦那さん、友人たちの前で妻の料理について下げる発言をしたのは良くないね。そこは怒っていいと思う。妻の料理に不満があるのなら家庭内で妻にだけ言えばいいし、夫婦間で話し合えばいいだけ。大勢の前で妻に恥をかかせるようなことをしたのはいただけないね』
『料理についての話は2人のときに言えばいい話。旦那さんの何がよくないって、友人たちがいる前で言ってきたことだね。それはひどいわ。しかもオマケによその奥さんの料理を褒めるって最悪だね』
ママたちが許せないと感じたのは、旦那さんがほかの人の前で投稿者さんのお料理を貶したこと。もし不満があるならば、投稿者さんと2人きりのときに言えばいいだけの話です。わざわざ大勢の前で「お前の料理はおいしくない」と言い放って、恥をかかせる必要はありませんよね。
『以前、子どものスポーツ遠征でお弁当を忘れたお父さんがいたの。そしたらうちの旦那が「おにぎりでよければありますよ、くそまずいけど！」って言ったの。私が作ったおにぎりをみんなの前で！ 本気で殺意が沸いたわ』
同じように、人前でお料理を貶されたことがあると話してくれたママも……。そもそも食べ物に対して「くそまずい」は、かなり破壊力の高いワードですよね。こちらのママは茶目っ気たっぷりに話してくれましたが、人によっては夫婦関係を揺るがすほどの大ゲンカに発展してもおかしくないでしょう。
これ以上のすれ違いはNG。夫婦でしっかりと話し合おう
『旦那さんの言い方は問題だけど、それだけ思い詰めてたのかもよ。少し歩み寄って、リクエストに答えてあげたら？ とりあえず話し合ったほうがいいよ』
『旦那さんの心ない発言って一生、投稿者さんを悩ませることになると思う。もし私が投稿者さんなら、今後ご飯を作りたい気持ちもやる気もないことを旦那さんに伝える。もちろん今回の一件で傷ついたことを伝えてね。お互い我慢してる部分はあるわけだから、その部分を大勢の前でコケにするのは違う、ときちんと旦那さんに伝えて』
旦那さんの言葉で泣きそうにまでなった投稿者さん。このままにしておくと、今回の発言がずっと心の中に残るのではないでしょうか。だからこそ夫婦で一度話し合いをしてみるのがよさそうです。投稿者さんの気持ちを伝えるだけではなく、今まで旦那さんが我慢していたことにも耳を傾けることで、お互いに相手の気持ちを受け入れやすくなるかもしれませんね。
夫婦間でお互いに、できる限り歩み寄ろう
『旦那さんはみんなの前で文句を言ったのは良くなかった。でも投稿者さん、ときどきはオシャレなアレンジなしの、旦那さん好みの王道な味付けの食事を作ってあげたらいいと思う』
『投稿者さんの作りたい料理と、旦那さんが欲してる料理が違うんだね。それはお互い歩み寄らないといけないんじゃない？ 話が大きくなっちゃってるけど、こればかりはワガママというより単に好みの話だと思う』
今回の話は、旦那さんが他の人の前で投稿者さんのお料理を貶してしまったことでトラブルに発展しかけているように見えます。しかし紐解いてみると、そもそものきっかけは「旦那さんと投稿者さんの食の好みが違うこと」ですよね。それならお互いに少しずつ努力をすれば、歩み寄れる可能性もあるはずです。ちょっとしたルールを作ることで、よりよい関係を築けるのではないでしょか。
旦那さんから「変なアレンジをするな！」と料理を貶されてショックを受けた投稿者さん。しかもほかの人の前でバカにされたら、泣きそうになるのも当然です。旦那さんは自分の意見を主張するにしても、他人の前で指摘するのはNGでしたね。いずれにしても夫婦での話し合いが必要になりそうです。2人で今後のルールを決めることで、これからは食事の時間がより一層楽しいものになるかもしれません。
文・motte 編集・みやび イラスト・Ponko