2025年1月16日、韓国の毎日経済は、2012年に韓国人窃盗犯によって長崎県対馬市の観音寺から盗まれ、韓国に持ち込まれた仏像「観世音菩薩坐像」がついに日本に到着したと報じた。に返還されることが決定した。
仏像返還の計画と背景
観音寺と対馬市の関係者は来週中に像が保管されている韓国・大田市の文化財研究所を訪れ、状態を確認する。
今後、所有権移転の手続きを進める予定です。
しかし、像の所有権を主張していた韓国瑞山市の宝石寺に一時的に貸与されるため、実際に対馬に移されるのは2025年5月になる見通しだ。
布石寺は引き渡し前に百日法要を行う意向を示しており、観音寺は返還を条件に応じる意向を明らかにしている。
仏像返還をめぐる法廷闘争
この仏像は2012年に韓国の窃盗団によって観音寺から盗まれた。
窃盗団は仏像を約22億ウォン(約2億3000万円)で売ろうとしたが、警察に阻止され仏像は押収された。
その後、韓国政府は寺院を日本に返還しようとしたが、浮石寺は「過去に倭寇によって略奪された」と主張し、所有権を巡る訴訟に発展した。
2023年10月、韓国最高裁判所は仏像の所有権は観音寺にあるとの判決を下した。
大法院は、仏像が時効に基づき法的に観音寺の所有物となるとの判決を下した。
7年に及ぶ法廷闘争の末、観音寺の所有権は認められたが、返還は進展しなかった。
今後の課題
寺院返還の過程で布石寺が求めている法要と一時貸与について、日本国内では本当に返還されるのか不安の声が上がっている。
また、今回の問題は盗難事件に端を発しており、文化財の保護と国際法に基づいた対応の重要性が改めて問われている。
今回の返還が成功すれば、文化財返還問題をめぐる日韓の信頼関係構築の第一歩となるかもしれない。
(文=シェアニュースジャパン編集部)
インターネット上のコメント
・この後社長が変わってまたちゃぶ台がひっくり返ると思います。
・縁を切りましょう
・凶悪な泥棒とはこういうことだ。
・とりあえず竹島も返せ。
・近づくと面倒、相手にしないのも面倒。
・盗んだ種は返してください。
・泥棒は凶暴ですね(笑)