長年愛されたココア専門店を受け継ぎ、カカオの魅力を発信。大阪「COCOA Shop AKAITORI」 | ことりっぷ
温かいココアを飲むと、ほっとして心が落ち着きますよね。子どもの頃に飲んだ記憶も蘇ってきて、ココアには不思議な力がある気がします。そんなココアの専門店があるのをご存知でしょうか? 歴史ある味を守りながら、ココアの美味しさを広めようとさまざまなメニューを創作していて、今まで知らなかった美味しさや楽しみ方に出会うことができますよ。
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昔ながらの商店街のビルの中へ
大阪市中央区、地下鉄谷町線「谷町六丁目駅」から徒歩すぐの場所にある空堀商店街。通りを歩くとスパイスカレーのお店など新しいお店もオープンしていますが、昔ながらのお店も数多くあり、アットホームな雰囲気が楽しめる商店街です。
この商店街の入口にある古ビルの一角に今回紹介するココアの専門店「COCOA Shop AKAITORI」はあります。扉を開けると、エイジングの温もりを感じる木のカウンターがあり、隠れ家のような小さな空間が広がっています。
50年近い歴史を持つ店の味を受け継いで
「AKAITORI」は、もともと土佐堀(のちに心斎橋に移転)にあったココア専門店の味を受け継いで、パティシエやショコラティエなどの経歴を持つ前田貴子さんがオープンさせたお店。前田さんはココアやチョコレートなどの輸入販売業を営む「前田商店」の副社長でもあり、会社のいわゆるパイロット(羅針盤)ショップとして、さまざまなメニューをこちらのお店で創作しています。
オーナーの前田さん(中央)とスタッフの皆さん
「AKAITORIは祖父と一緒に何度も訪れた思い出の店。この店のココアが飲めなくなってしまうのはもったいないとAKAITORIの店主の村田紀美代さんに話したところ、あなたがやってくれるなら…とレシピや店のインテリアを譲り受けました」という前田さん。店の看板や古いココア缶など、昔を知る人には懐かしい品々を見つけることができます。
発見や驚きいっぱいのメニューがいろいろ
仕上げにオレンジゼストを添える「ショコラオランジュ」(660円)
上にのせている生クリームも北海道産のノンホモミルクの生クリームを取り寄せ、形を保てるぎりぎりの固さにホイップしてのせ、ココアと一緒になめらかに口に入るように工夫しています。
複雑な味わいが広がる「ココアゼリー」(550円)
ほかにも、ココアでは珍しい産地の味わいが楽しめる一品も。砂糖もミルクも入れない甘くないココアとして提供していて、ブラックコーヒーのような感覚で味わうことができ、甘いものが苦手という人にもおすすめです。さらにこの甘くないココアを使ったココアゼリーもあり、和三盆と生クリームをお好みでかけて、コーヒーゼリーのようにいただくことができます。
コーンスープの塩気やチリパウダーの辛味がアクセントになった「とうもろこしのココア」(715円)
珍しいものはほかにも。カカオの原産地で親しまれている飲み方をヒントにしたコーンスープを入れたココアやラム酒を入れた大人味のココアも。それぞれ飲んでみると、ココアがいろいろな食材と相性が良いことに驚かされます。
ココアと一緒に季節のデザートプレートを
お店では季節限定のデザートプレートも用意しているので、ココアと一緒にぜひ味わってみてください。訪れた時にはマジパンを使いクラシックな製法で手焼きしているバウムクーヘンを楽しめましたよ。前田さんが全国にいる知り合いのパティスリーやベーカリーに声をかけて特別に作ってもらったお菓子が登場することもあるので、楽しみにしてくださいね。
「ショコラデギュスタシオン」(902円)
「前田商店」は50年以上前に日本ではじめてベルギー産のクーベルチュールチョコレートを輸入した会社でもあることから、産地の違いを楽しめるショコラドリンクの飲み比べセットも用意している「COCOA Shop AKAITORI」。家でもココアを楽しんでほしいと、オリジナルのココアパウダーなども販売しています。大人こそ楽しんでほしい、ココアの本当の美味しさに出会える専門店で、特別なおやつタイムを過ごしてみてくださいね。
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