帝国データバンクの発表によると、医療法人美美会(総資産44億4,447万2,288円、東京都港区虎ノ門)とその関連法人八王会(東京都豊島区南池袋)が自己破産を申請した。 2024年12月10日に東京地方裁判所において破産手続きの開始決定を受けた。破産管財人には四保晴信弁護士が選任されているとのこと。
美美会は「アリシアクリニック」というブランド名で医療脱毛を提供しており、最盛期には年商163億円を計上していた。一方、八尾会は医療脱毛も行う「じぶんクリニック」を運営していたが、今年7月に施設名を「アリシアクリニック」に変更した。
両法人の負債総額は124億7,133万円、債権者数は約9万1,800人。倒産の背景にはグループ内の経営混乱や未回収金の問題があったと指摘されている。
倒産の背景と影響
美美会と八尾会は、美容脱毛サロン「銀座カラー」を運営するMCネットワークスジャパンのグループ会社として事業を拡大していた。
しかし、2023年11月にグループを脱退。同月にはMCネットワークスジャパンが倒産、同年10月には銀座カラーの採用センターだったファーストコンサルティングも倒産した。この過程で約75億円の未回収金が発生し、経営に致命的な影響を与えたとされる。
さらに今月初め、システム障害により無料カウンセリングサービスを一時停止すると発表し、業務に混乱が生じており、信頼低下が顧客離れを加速させた可能性がある。
ネットの反応
SNSや掲示板ではユーザーや業界関係者からさまざまな声が上がっている。
「突然の休業で混乱している。今後どう対応していいのか分からない」。
「通っていたクリニックが倒産してしまいショックです。使われなかった治療費はどうなるのか不安です。」
「美容室業界全体が経営体制を見直す時期に来ているのではないか?」
一方で、「価格競争や広告費の増加が業界利益を圧迫している」など、業界全体の構造的な問題を指摘する意見もある。
美美会と八尾会の倒産は、医療脱毛業界全体に浸透している過当競争と運営上のリスクを浮き彫りにした。
特にグループ会社間の連携の悪さや収益構造の弱さが倒産の要因と言える。また、債権者が多数であることから、利用者への補償が迅速に行われるかどうかも注目される。
今後は業界全体で価格競争に頼らない持続可能な経営モデルを構築する必要がある。
同時に今回の事件は、利用者が事前に契約内容を確認し、予期せぬリスクに備えることの重要性を改めて浮き彫りにした。
(文=シェアニュースジャパン編集部)
インターネット上のコメント
・約10万人ってすごいですね…ローンを組んだ人はどうなるのでしょうか💧
・脱毛関連の倒産は多いですが、いずれも事業計画が無謀なのでしょうか? !
・ここでは髪は生えていますが、髪が抜けたりしています。
・条件を詳しく見てみましょう。
・過去最大規模です。
・過去最大の消費者被害規模は約9万1800人となった。ローンを組んでいる人もいると思うので、どうなるのか気になります。
・テレビCMを見た記憶があるのですが、まさか!御神愛さんはいたのかな。