
絶滅危惧種の渡り鳥「ブッポウソウ」が北陸の巣箱に営巣に成功したのが確認されたが、大勢の撮影者で親鳥が近づくことができず、ヒナが餓死した。
だいたいポイント
- 北陸鳥類研究所が設置した巣箱でブッポウソウの営巣を確認
- 巣に関する情報が広がり、巣箱の周りにはカメラマンらが集まった。
- 親鳥が巣に近づけずひなが餓死していることを確認。
レポートの詳細
野鳥撮影のマナーが問われる時代、観察と保護の両立が課題となっている。
この事例は、絶滅危惧種の保護活動と自然観察ブームとの間にある深刻なギャップを浮き彫りにしている。ハシブッポウソウは美しい羽で人気があり、その希少性から写真撮影のために人々が集まる鳥です。しかし、繁殖期に近づきすぎると親鳥が巣を放棄し、最終的には命を落とすケースも少なくありません。
デジタルカメラやSNSの普及により、野鳥撮影は誰でも気軽に楽しめる趣味となりました。一方で、観察者の増加に伴い、巣やヒナへの干渉が問題となっています。日本野鳥の会は営巣地への接近を避け、撮影場所の情報公開を控えるよう呼び掛けているが、マナー違反は後を絶たない。
今後は個人のモラル向上だけでなく、地域や研究機関と連携して観察エリアのルールを明確化し、立ち入り制限を設けるなどの対策も必要となる。人々は野鳥と適度な距離を保ち、自然の営みを尊重することが求められています。絶滅危惧種の未来を支える鍵は、写真家がその美しい瞬間を「盗む」のではなく、「守る者」として行動することだ。
Xの反応
撃ち鉄と同じレベルだよ
— たくみ (@552052I) 2025 年 10 月 9 日
こうした問題は、インターネットが登場する前の時代から存在していました。絶滅危惧種の巣を見つけても公表しない人が多いのはこのためだ。
— 半袖 (@Tagamin38) 2025 年 10 月 9 日
このようなことが続けば、天然記念物や絶滅危惧種の生息地への立ち入りが禁止される可能性があります。そうだといい。
— †瑞星人イキリオタク†@~絆~ (@kszkbr71) 2025 年 10 月 9 日
命を奪って行きなさい
自分の命を奪いに行くのは恐ろしいことです。もしかしたらカメラを撮るよりも罪深いかもしれない
— ニリ🐈⁾⁾🐈⬛⁾⁾ (@tisiryo666) 2025 年 10 月 9 日
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