河野太郎氏の投稿

現役世代の保険料負担を軽減したい。
2021年度の協会の保険料収入は9.9兆円だったが、年間の医療保険支払額は6.7兆円だった。
しかし、今年度、協会けんぽは高齢者支援金として2兆2千億円、前期高齢者拠出金として1兆6千億円を支出した。
大企業の健康保険組合の場合、今年度の保険料収入は8.3兆円、医療保険支払額は4.2兆円となった。
その結果、高齢者支援に2兆円、前期高齢者への給付に1.6兆円が費やされた。
国民健康保険組合の場合、働く人が支払う健康保険料の約38%が国民健康保険組合に「補助金」として支払われ、健康保険組合の場合も約43%が「補助金」として健康保険組合に支払われます。
「保険」というのは、自分が所属する団体内でリスクを分担するもののはずですが、集めた資金の40%が団体外で使われるとなると、もはや「保険」ではなく「課税」ではないでしょうか。
つまり、現行制度では、高齢者の医療費の大半は、賃金に対する「課税」を通じて現役世代が負担していることになる。
保険料は税金と違って引き上げやすいため、現役世代の給料に応じた保険料の負担が大きくなっています。
中小企業の賃上げ原資を捻出するためには、現役世代の負担が重くなりすぎないよう、高齢世代の相互扶助を一層促進する必要がある。
現役世代の保険料負担を軽減したい。
令和3年度、協会けんぽの保険料収入は9.9兆円でしたが、今年度の医療保険支払額は6.7兆円でした。 pic.twitter.com/mo7v2DzyDc
— 河野太郎 (@konotarogomame) 2024年9月1日
fa-wikipedia-w河野太郎
河野太郎は日本の政治家。自由民主党の衆議院議員、デジタル担当大臣、内閣府特命担当大臣、国家公務員制度担当大臣を務めている。首相代行に就任する歴代5人目。
生年月日: 1963年1月10日
出典: Wikipedia
オンラインコメント
・全く同感です。現役世代の保険料負担を軽減する必要があると思います。
・「現行の健康保険制度はもはや保険として機能していない」。これだけ主張するだけでも、大統領候補としては他の候補者よりはるかに現実認識が進んでいると感じます。そこで気になるのは、具体的にどのように現職者の負担を軽減していくのか。具体的な計画を発表してもらいたいものです。
・勤労世帯の社会保険料(=税)負担の増加について言及いただき、ありがとうございます。世代間の負担と給付の格差は大きく、おっしゃるとおり、現在の社会保険制度は「保険」ではありません。
・正直、非課税世帯(高齢者)優遇政策にはうんざりです。税金を使って票を集める政治を変えてください。
・これにより、高齢者が必要以上に病院に行かなければならず、働き盛りの世代が待合室で長時間待たなければならない状況も改善される可能性があります。
・外側にあるものが何に使われるかにもよりますが… 全部内部で済めばいいのですが、なぜ外側にあるか知りたいです。
・あなたの言う通りだと思います。
