・中国・深セン市の日本人学校に通う10歳の日本人男児が中国人の男に刃物で刺され翌日死亡した事件で、中国当局は未だ真相を明らかにしていない。しかし、それを妨害する中国人がいるという。
中国事情に詳しいジャーナリストの高口康太氏はこう言う。
NHKの国際ラジオ放送で不適切な発言をしたとして8月に契約を解除された中国人スタッフが、中国のソーシャルネットワーキングサイト微博に少年刺殺事件について投稿した。 」
8月19日、NHKの国際ラジオ放送などの中国語ニュース番組が、靖国神社の石柱に中国語のような文字の落書きが発見されたと報じたところ、中国人の外部職員が「軍国主義」「死ね」と無断で放送に書き込まれた。さらに、次のような発言も行った。
「釣魚島とその付属島々は古代から中国の領土だった。私たちはNHKの歴史修正主義的な宣伝と非専門的な運営に抗議する。」 (中国語)
「南京虐殺を忘れるな。慰安婦を忘れるな。彼女たちは戦時中の性奴隷だった。731部隊を忘れるな。」 (英語)
もちろん放送原稿にはそんな文言はない。生放送中の事件にNHKは対応できず、21日にこの男性との契約を解除した。この男性は2日後の23日に中国に帰国した。 NHKはまだ男性の名前を明らかにしていないが、微博では「treetalk」という名前で活動していると伝えられている。
前出の高口氏はこう語る。
「Weiboへの投稿のタイミングや内容、そして同じアカウントを使ってTikTokにNHKラジオ国際放送が投稿されていたことから、本人である可能性が高いと考えられます。」
(わずかに)
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