石丸慎司弁護士を痛烈に批判した中村則明弁護士のツイッター投稿が注目を集めている。
中村氏は、石丸氏は質問に正確に答えず、言葉の意味や論理を自己中心的に解釈し、持論を展開する「独特の話し方」をしていると指摘。
その結果、対話が失敗し、相手が混乱したときに「勝利」を提示する手法を批判している。
石丸さんの「独特の話し方」とは?
中村氏によれば、石丸が「無敵」に見えるのは次のような特徴があるためだという。
⑴質問と回答が一致していない
質問の意図を無視して自分なりの論理を展開して相手を混乱させます。
(2) 自己中心的な論理の展開
言葉の意味や文脈を自分に都合よく解釈し、日本語の常識的なやりとりが理解できません。
⑶批判への対応
批判されると「切り取り報道」「意図的な発言」などと言って批判をそらす。
⑷ サポーターの存在
支離滅裂な主張であっても支持する人々のグループが存在し、彼らはそれを頼りに強気の姿勢をとります。
「30秒無敵の男」の象徴とその危険性
中村氏は石丸氏のメソッドを「30秒無敵の男」と評した。
短時間で印象に残ることに特化したこの手法は、テレビやソーシャルメディアの時代に特に有効だと指摘する。
しかし、こうした手法は本質的な議論を妨げるだけでなく、メディアの信頼性や社会的合意形成を損なう危険性があると警告している。
「継続的な検証」が必要
中村氏は「石丸氏のような人物に対抗するには、速報性よりも正確性を重視し、事後検証を徹底する必要がある」と主張した。
また、他者を批判する際には、分断を生じないよう慎重に言葉を選ぶことが大切だと自らを振り返り、冷静に議論することの大切さを強調した。
共感と懸念が広がる
中村さんの投稿はネット上で大きな反響を呼び、次のようなコメントが寄せられた。
- 「確かに、人々の議論が意味をなさないのを見るのは当惑させられます。」
- 「問題は、短期間で勝ち誇ったような態度が支持者にとって説得力があるように見える可能性があることだ」
- 「メディアがこのような人々をどのように取り上げるのか、その背景をもっと深く掘り下げる必要がある。」
一方で、「石丸氏のような手法が受け入れられる環境そのものに問題がある」との意見もあり、社会全体の問題として考える必要性も指摘されている。
中村氏の投稿は、石丸氏個人への批判にとどまらず、現代のメディア環境における議論の質や情報リテラシーの重要性を再考するきっかけとなりそうだ。
問題は、中村氏が掲げる「粘り強い検証」がどこまで国民に伝わり、議論の質を高めることができるかだ。
(文=シェアニュースジャパン編集部)
インターネット上のコメント
・石丸氏は自分に人前で話す能力がないことを自覚していて、それがバレないように偉そうにしているのだと思います。
・それは立花孝志も同じだ。
・原型が山本太郎だった説は否定できません。
・それは逆だと思います。質問者が質問者の意図と異なる回答をしたように見えますが、質問者はその回答を理解せずに質問者に自分の意図を押し付けようとしています。
・やっぱり裸の王様🤣
・こういう奴は公の場に出る必要ないよ。
・「募集はしているが、募集はしていない。」国民は選挙に勝てる前例を作った罪がある。