・政治資金規正法改正をめぐる岸田首相(自民党総裁)と麻生副総裁の溝は依然埋まらない。関係修復を目指す首相は会食を呼びかけているが実現せず、麻生副総裁の不満は根深いとみられる。政権の屋台骨を担ってきた麻生氏との関係悪化が続けば、総裁選での首相再選戦略にも影を落としそうだ。
首相は11日午後7時ごろ、公務を終えて公邸を出て、外出せずに帰った。複数の政府・自民党関係者によると、首相は外遊前に麻生氏と会食することを期待していたが、実現しなかったという。
首相と麻生氏との亀裂は、規制法改正案の修正で首相が公明党に譲歩したことから始まった。麻生氏は公明党が求める規制強化が実施されれば若手政治家が政治活動に関わりにくくなると首相に再三訴えていたため、首相の対応に失望したとみられる。
首相はこれまでも麻生氏と会食を重ねており、1月に岸田派の解散を表明して裏方対応が不十分と麻生氏の不興を買った際は、3日後に会食して仲直りを図った。だが今回は、修正案で合意した党首会談から1週間以上が経過し、いまだに会食の機会は訪れていない。
(わずかに)
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