・国産のニンニクと中国産のニンニクの違いについて、管理栄養士の桜井このさんに教えていただきました。
・産地だけでなく品種にも違いが
Q.国産のニンニクと中国産のニンニクの違いについて、教えてください。
桜井さん「産地による違いもありますが、国産と中国産のニンニクはそもそも品種が異なります。国産のニンニクは青森県が主要な産地であることも分かるように、寒冷地で栽培される品種が主流です。一方、中国産のニンニクの場合は暖地でもよく育ち、粒が小さい品種が一般的によく流通しています」
Q.他にはどのような違いがありますか。
桜井さん「まず形から見ると、中国産の品種は全体的にとがっていて、中を割ると12個ほどの小さな房が出てきます。日本の品種はごろっと丸みがあり、房の数は4~6個ほどと少ないものの、身がぎゅっと詰まった肉質をしています。
味に関しても、中国産は辛みがあるものの、香りはそれほと高くありません。国産は糖度が高く、刺激感は強くありませんが、濃厚な味わいが感じられます。また、免疫力向上などが期待できる『アリシン』と呼ばれる成分が、中国産よりも1.3倍ほど多く含まれているというデータもあります」
fa-calendar1/28(日) 14:10
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