・■大阪府知事が備蓄米の放出要請「新米の生育好調」政府も慎重姿勢
コメ不足をめぐっては、大阪府が緊急調査を実施したところ、小売店の約8割でコメが品切れとなっていることが分かり、吉村知事は26日、国に備蓄米の放出を要請した。
政府は「全国的に需給が逼迫している状況ではない」「新米の生育は順調に進んでいる」などとして、コメ不足は徐々に解消していくとの見通しを示しており、備蓄コメの放出には慎重な姿勢を示している。
■「弁当にパンは今後も入るのか」備蓄米放出に慎重な政府の姿勢に知事が見解
吉村知事は28日の記者会見で「備蓄米を放出せず倉庫に眠らせておく方が良いという理屈は成り立たないと思う」と述べ、改めて政府の対応を批判した。
「米を必要とする一般家庭では、米を買うのがますます難しくなっている。米価も高騰している。学校も始まり、『お弁当を作らなくちゃ』という子どもたちも多いのに、『いつまでもお弁当にパンを入れ続けるのか』という疑問も生じている」と話す。
faカレンダー8/28(水) 19:13
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