六本木アートさんぽ。都心で美術展をめぐるゆったりとした休日 | ことりっぷ
東京・六本木では、注目の美術展やアートイベントが目白押し。この夏は、涼しい美術館内でアート鑑賞を楽しむおでかけはいかがですか?国立新美術館や森アーツセンターギャラリー&スカイギャラリーで開催中の美術展やアートイベントをはじめ、ミュージアムカフェや、アートめぐりの余韻を心ゆくまで味わえる近隣のブックカフェ、一緒にいただきたい夏限定アフタヌーンティーやお土産まで、東京都心の六本木でゆったりと過ごすアートな1日のおすすめコースをご紹介します。
まずは、国立新美術館で開催中の「テート美術館展 光 ― ターナー、印象派から現代へ」へ。
英国・テート美術館のコレクションより「光」をテーマに作品を厳選し、18世紀末から現代までの約200年間におよぶアーティストたちの独創的な創作の軌跡に注目する企画です。
異なる時代、異なる地域で制作された約120点の作品を一堂に集め、各テーマの中で展示作品が相互に呼応するような会場構成は、圧巻です。
ターナー、コンスタブル、モネ、草間彌生、リヒター、ジェームズ・タレル、オラファー・エリアソンなど、時代や地域、ジャンルを超えた「光の作品」の競演を楽しむことができます。
「テート美術館展 光 ― ターナー、印象派から現代へ」が開催中の「国立新美術館」では、会期中、美術館内2階の「サロン・ド・テ ロンド」が期間限定で「ウェッジウッド・カフェ」に変身。
英国王室御用達ブランド「WEDGWOOD(ウェッジウッド)」の人気プレートを使用した「ウェッジウッド サマーアフタヌーンティー at サロン・ド・テ ロンド」を提供しています。
アートの余韻とともに、紅茶やスイーツをのんびり楽しむお茶時間を過ごせますよ。
国立新美術館から徒歩で約10分の「グランド ハイアット 東京」のオールデイ ダイニング「フレンチ キッチン」では、マンゴーやピーチ、パイナップルなどのサマーフルーツをふんだんにつかったビタミンカラーが鮮やかな夏季限定のアフタヌーンティーブッフェ「サマー サンフラワー アフタヌーンティー」を2023年9月15日(金)まで開催しています。
ひまわり畑でのピクニックをテーマにしたアフタヌーンティーを堪能したい方は、展覧会後にこちらに足を運ぶのもおすすめですよ。
お次は、2023年8月31日 (木)まで森アーツセンターギャラリー&スカイギャラリーにて開催中の「ディズニー・アニメーション・イマーシブ・エクスペリエンス」へ。大画面での映像体験で、ディズニー・アニメーションの初期の名作から最新作まで、その世界に溶け込むような没入感を楽しめる、これまでにないまったく新しいイベントです。
会場と同じ52 階にあるカフェ「THE SUN & THE MOON」では、動画配信サービス「ディズニープラス」とタイアップしたメニューが登場。イベントの期間にしか味わえない、ディズニー・アニメーション作品のインスパイアされたフードやドリンクに、余韻がよみがえります。
美術展を堪能した1日のしめくくりは、文化を喫する入場料のある本屋「文喫」へ。一般的な本屋ではなかなか見かけないような、人文科学や自然科学からデザイン・アートに至るまで約3万冊の本が並んでいます。新たな本の世界への入口に足を踏み入れたような、ワクワク感を感じずにはいられません。
入場料を支払って入館バッジをもらい、2階の選書室へ。飲食受付でおかわり自由の珈琲・煎茶を受け取った後は、じっくりと本を選び、好きな席で過ごしましょう。閲覧室に研究室、喫茶室まで、その日の気分で席を選んで、アート展の感想をしたためるのも良いですね。
最後は、この時期限定で味わえるスイーツをテイクアウトして帰りましょう。
六本木ヒルズノースタワー地下1階の ギフトエリアにある「ニュウスタイル銀座千疋屋」の「オレンジとマンゴーパッションのレアチーズ」は、コクのあるチーズクリームをベースに、マンゴーソースとパッションフルーツソースを合わせ、オレンジとラズベリー、ブルーベリーをトッピングしたグラススーツです。
オレンジとホワイトのマーブル模様が見た目にも涼しく、濃厚な甘味と爽やかな酸味が相性抜群。チーズクリームに塩味がありさっぱりとしているので、夏でも重たくならずペロリと食べることができますよ。
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いかがでしたか?チケット情報や最新の店舗情報は、事前に公式サイトでご確認のうえ、アートデイを心ゆくまで楽しんでくださいね。