伏黒恵は本当に死んだのか? 呪術廻戦 237 後の考察
伏黒恵は本当に死んだのか? 呪術廻戦 237 後の考察 | スクナが1000年前の姿に戻ったため、伏黒恵は本当に死んだ可能性があります。
前書き: 呪術廻戦 237 では、スクナは 1000 年前の姿に戻りました。 これは彼が伏黒恵の体を完全に乗っ取り、伏黒恵は死んだということなのでしょうか?
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伏黒恵とは?
伏黒恵とは、東京呪術専門学校1年生の青年で、『呪術廻戦』の主人公虎杖悠仁(いたどりゆうじ)とは同級生です。すでに2級呪術師としての腕前を持ち、単独での任務も許可されています。恵は、冷静で生真面目な性格をしていますが、『呪術廻戦』に登場するキャラの中でも人気のある1人です。
- 誕生日:12月22日
- 年齢:15歳
- 身長:175cm
- 所属:東京都立呪術専門高等学校1年
- 階級:2級
伏黒恵の父親・伏黒甚爾(ふしぐろとうじ)は、もともと呪術界における御三家・禪院家(ぜんいんけ)の26代目当主禪院直毘人(ぜんいんなおびと)の兄の息子にあたりますが、婿入りで伏黒姓になりました。しかし、直毘人が渋谷事変で受けた傷で死亡したことから、直毘人の遺言で伏黒恵が禪院家の当主となっています。ただ、禪院家は禪院真希により全滅させられており、当主としての動きは今のところ不明です。
伏黒恵の強さや術式
伏黒恵は、呪術高専の1年生ながら、すでに2級呪術師の腕前を持つ実力者です。十種影法術(とくさのかげぼうじゅつ)という術式を持ちますが、この術式は、禪院家相伝の術式で、影を媒介とした式神を召喚します。具体的には、手で影絵を作りその影を実体化させます。次に伏黒恵が使用する領域展開は、嵌合暗翳庭(かんごうあんえいてい)です。伏黒恵が初めて領域を展開した時は、まだ相手を閉じ込めることができない不完全なものでした。現在でも未完成で、展開した領域でも必中効果が付与できていません。
伏黒恵は本当に死んだのか?
伏黒恵は、特に人気のあるキャラですが、宿儺に乗っ取られたことから死亡説が出ています。しかし、本当に死亡してしまったのでしょうか。生存や復活の可能性はないのでしょうか。ここからは、乗っ取りの経緯を含めて解説します。
伏黒恵は死亡していない?
伏黒恵は、結論から言うと、死亡は確定していません。たしかに、宿儺は伏黒恵を受肉しました。しかし、肉体は消滅していません。来栖華(くるすはな)によれば、受肉に関しては「器の自我を殺し沈めている」状態であり、来栖の術式で無効化すると「九分九厘死ぬ」と発言しています。しかし、「断言できない」とも述べていることと、まだ沈められた状態であり、復活する可能性も残っていることから考察すると、現段階では生存していると推測されます。
伏黒恵が宿儺の受肉体になった経緯
『呪術廻戦』において、宿儺はもともと「宿儺の器」である虎杖悠仁の中にいました。虎杖は直前まで自分の運命を受け入れる用意をしています。それがどうして、伏黒恵に受肉するようになったのでしょうか。その経緯を解説します。
経緯①死滅回游の泳者になる津美紀
伏黒恵は姉の津美紀(つみき)と2人で暮らしていました。ところが、津美紀は中学校を卒業すると、原因不明の呪いで寝たきりになります。その後、死滅回遊の最中に、羂索の術式「無為転変」により目を覚ましますが、死滅回遊の泳者になっていました。そこで、死滅回遊から離脱させるために、「100ポイントでルールを追加できる」というルールを活用し、「身代わりの新規泳者と、100ポイントで死滅回遊から離脱できる」というルールを追加することに成功します。
経緯②津美紀は万の受肉体になっていた
ルールの追加を終えると、伏黒恵は、禪院真希に伏黒津美紀を連れてくるように頼みます。津美紀は、伏黒恵や虎杖らが待つ東京第1結界に入ると、目の前に転送されてきました。すぐに離脱させるために、伏黒恵は100ポイントを津美紀に譲渡しますが、津美紀は「結界を自由に出入りできる」ルールの追加を要求します。あっけにとられた恵は、津美紀に思わず「オマエ、誰だ」と問いかけますが、津美紀の様子から、受肉した泳者であると思い至りました。そして、津美紀は、「私は万(よろず)」と名乗ります。
経緯③伏黒恵が宿儺の受肉体になる
万は「千年ぶりの戦いは場所も相手も好きに選びたい」と言ってその場から飛び立っていきました。虎杖と来栖は万を追いかけようとしますが、宿儺が虎杖の顔に表れて「契闊(けいかつ)」と唱えます。これは、「誰を殺しても傷つけてもならないこと」を条件に、1分間体を宿儺に明け渡す約束の呪文でした。宿儺は肉体の主導権を得ると、すぐに来栖を気絶させ、約束通り、そっと地面に置きます。
宿儺は伏黒恵に、「誰も傷つけない」という縛りに「自分自身を入れていない」ことを嘲りながら、左手の小指を変色させてちぎり取りました。恵は摩虎羅(まこら)を呼び出し、対抗しようとしますが、ちぎり取った小指を無理矢理飲まされます。宿儺が虎杖から伏黒恵へと移ったことで肉体の主導権を取り戻した虎杖の目の前には、宿儺を受肉した恵の姿がありました。
伏黒恵が宿儺に乗っ取られたその後の展開や生存の可能性
『呪術廻戦』は、伏黒恵が宿儺に乗っ取られるという予想外の展開を迎えました。伏黒恵が乗っ取られてからの展開はどうなるのでしょうか。また、生存や復活の可能性はあるのでしょうか。ここからは、その後の展開を解説します。
伏黒恵に受肉した宿儺は裏梅が用意した「浴」に浸かる
伏黒恵に受肉した宿儺は、虎杖悠仁らと戦闘になりますが、虎杖に対する攻撃は思ったほど効いていませんでした。それを宿儺は、伏黒恵が自分を拒絶していて、術式に対して呪力の出力を1割以下に落としているからだと考えます。そこで、肉体を仕上げるために、裏梅に、「浴」の用意をさせます。「浴」とは、蠱毒(こどく)で厳選した生物を潰し濾(こ)すことで得られる呪力の溶液に漬け込むことですが、宿儺の目的は「伏黒恵の自我・魂をより深く沈める」ことでした。
伏黒恵に受肉した宿儺は津美紀(万)を倒す
伏黒津美紀に受肉した万は、宿儺を仙台結界で待っていました。万と宿儺は戦闘に入りますが、万は宿儺に対する「愛」や理想の結婚について語ります。しかし、宿儺は全く相手にしません。そして、自身の術式「御厨子(みずし)」は使おうとせず、伏黒恵の術式である「十種影法術」だけで戦います。万はそのことを指摘して怒りを見せますが、宿儺は万を倒してしまいました。その結果、伏黒恵は「自ら姉を手にかけた」という傷を負い、さらに深く沈んでしまいました。
伏黒恵に受肉した宿儺はその後五条悟と戦う
五条悟は、渋谷事変で羂索により獄門疆(ごくもんきょう)の中に封印されていました。来栖華(天使)は、術式「邪去悔の梯子(やこぶのはしご)」で封印を解きましたが、五条が現れたのは、羂索の前でした。すぐ羂索を攻撃した後、五条は上空で宿儺と対峙します。すぐ、戦闘が始まるかと思われましたが、羂索が待ったをかけ、戦いは12月24日まで先延ばしになりました。そして当日、宿儺と五条の術式や領域展開が互角にぶつかり合う戦闘が始まります。
伏黒恵の生存や復活の可能性はある?
伏黒恵の今後については、死亡する説と生存ないし復活する説の両方があります。死亡説に関しては、『呪術廻戦』では重要キャラでも次々と死亡していることが挙げられています。生存に関しては、現段階において意識が深く沈んでいるだけで肉体は何ら問題なく、事実上生存していることが挙げられます。また、復活に関しては、来栖華による無効化で「九分九厘」死亡するかもしれませんが、不可能とも言っていません。以上の点から、伏黒恵の生存や復活の可能性はあると見られています。
しかし、呪術廻戦 237 では、伏黒恵の体は完全に変化しました。 1000年前の宿儺の化身が帰ってきた。 論理に従えば、伏黒恵の体の99%はスクナによって完全に占められているということになります。 これは伏黒恵が死んだことを意味します!
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