プロも愛する業務用パン「永楽堂」がパンの研究所をオープン／名古屋のベーカリー＆カフェ「panlab（パンラヴ）」 ｜ ことりっぷ 
名古屋市に本社を置き、喫茶店などにパンを卸している業務用パンメーカー「永楽堂」。さまざまなパンを作ってきた会社が、そのノウハウを詰め込んだ、最高に美味しいパンの楽しみ方食べ方を提案するお店をオープンさせました。焼き方や食材との組み合わせ方を試行錯誤して作り上げた、フレンチトーストはふるふるの食感。パンが主役のブランチをぜひ楽しんでみてください。
名古屋市中区、地下鉄伏見駅から徒歩6分ほどの場所にある「panlab」は、業務用パンメーカー「永楽堂」がプロデュースした初となるベーカリー＆カフェ。入り口には、創業時に実際に使われていた社用車と同じタイプの車が置かれていて、お店の目印となっています。
店内に並んでいるのは、クロワッサンやハニートーストなど、見た目も美しく個性的なものばかり。実はお店に並んでいるのはすべて冷凍パンなんだそう。焼き立てで提供したり、食材と組み合わせることで、そのイメージを覆す味わいを作り出しています。
カフェスペースでは店頭に並ぶパンをドリンクと一緒に楽しむことができますが、店内でしか食べられない限定ブランチ２種を用意しています。「クロックマダム＆サラダ」は、焼き上げるとざっくりとした食感が楽しめる食パンに自家製ベシャメルソース、グリュイエールチーズ、ボンレスハムをはさんで焼き上げて。目玉焼きは、黄身が濃厚な岡崎市の「ランニングエッグ」を使用するなど、素材ひとつひとつにこだわりが詰まっています。
もうひとつのブランチは「フレンチトースト＆厳選ソース」。分厚くカットした角食にランニングエッグで作った卵液をたっぷりと染み込ませてあり、分厚い生地ですが、表面は香ばしく、中はしっとりとした食感。こちらも焼き立てを楽しむことができます。
昭和43年の創業以来、50年以上パンづくりをしてきた「永楽堂」。喫茶店などの飲食店向けにパンを作ってきましたが、近年では冷凍技術と独自の配合・製法により作り上げた冷凍パンに力を入れていて、この「panlab」を通して、もっと多くの人に冷凍パンのおいしさを知ってもらいたいと考えています。これからもどんどんと商品ラインナップを増やしていくとのことなので、ぜひ注目してみてくださいね。