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フジテレビ社長会見
「事前に説明せず申し訳ありませんでした。」タレントの中居正広と女性とのトラブルにフジテレビ社員が関与したとの週刊誌報道を巡り、フジテレビの港孝一社長が問題発覚後初めて記者会見した。 https://t.co/Jm2teavNo4 を開設しました#nhk_video pic.twitter.com/5Hp6PwiSSm
— NHKニュース (@nhk_news) 2025 年 1 月 17 日
タレントの中居正広と女性とのトラブルを巡り、フジテレビの港浩一社長が17日、問題発覚後初めて記者会見を行った。
湊社長は一連の報道で混乱を引き起こしたことについて「視聴者や関係者の皆様に多大なご迷惑とご心配をおかけした」と謝罪し、第三者弁護士による調査委員会を新たに設置して事実関係を調査するとした。 。今後検証を進めると発表した。
しかし、会見の内容や姿勢については、専門家や記者クラブから厳しい批判も受けている。
中井氏とのトラブルと従業員関与疑惑
一連の問題の発端は、中居氏と女性とのトラブルが週刊誌に報じられたことだった。
その中で、フジテレビ社員がトラブルを引き起こす会食を手配した疑いが指摘された。
フジテレビは当初、社員の関与を否定していたが、対応には疑問が残る。
湊社長は記者会見で「女性の意思を尊重し、心身の回復とプライバシーの保護を最優先に対応した」と説明した。
ただ「当時の対応が適切だったのか再検証する必要がある」と認め、独立した調査委員会に委ねる考えを示した。
調査委員会の第三者性へ疑問の声
フジテレビは新設の調査委員会について、日弁連のガイドラインに基づく第三者委員会ではないと明言した。
専門性の高い独立した弁護士が調査を行うとされるが、完全な第三者委員会としての機能が担保されていないのではないかと外部から疑問の声も上がっている。
記者会見の不透明さと批判
この会見には記者クラブ加盟の新聞社のみが参加でき、NHK、民放、週刊誌、ネットメディアは参加できなかった。
会見の撮影は禁止され、フジテレビ側は会見終了後の報道を求めるなど透明性を欠いた対応をとった。
これに対し記者クラブ事務局長は会見後、「公開での開催を要請したが、それが行われなかったことは極めて残念だ」と批判した。
メディア論が専門の影山貴彦教授は「不適切な記者会見のやり方」と批判し、すべてのメディアに質問を公開すべきだったと指摘した。
フジテレビの今後の対応に注目
一連の騒動を受け、フジテレビの親会社フジ・メディアホールディングスは「ガバナンス体制の確立を求めており、調査結果は公表する予定」とコメントした。
また、米投資ファンドのダルトン・インベストメンツも同社に「コーポレートガバナンスに欠陥がある」とする書簡を送り、外部からの批判は強まり続けている。
湊社長は記者会見で「今回の問題を受けて、企業としてガバナンスを再確認し、人権方針を徹底していく」と述べたが、真実を明らかにする対応が視聴者の信頼を得られると考えている。そして株主。問題はそれが回復につながるかどうかだ。
(文=シェアニュースジャパン編集部)
インターネット上のコメント
・フジテレビもNHKも真相は追及しないと決めたようだ。彼が自ら報道の自由を放棄した姿を私は決して忘れないだろう。
・社長が知っていて何も言わないとしたら、中居君をCMに起用したスポンサーに対する裏切り行為だと思います。
・第三者委員会ではなく、第三者を入れた調査委員会となると全く違います。どうしてそうなるのかをNHKに聞いてほしい。
・今のところACの提供は1社のみのようで、スポンサーも新規となる可能性がある。
・NHKの闇を暴いてほしい。
・反社会的組織は逮捕されない限り何をしてもよいというメッセージを発している。
・今度は港から中居で記者会見しようかな?