セブン-イレブン・ジャパンは、店内で調理する「できたてラーメン」の販売を千葉県などの一部店舗で開始した。味は醤油と味噌の2種類があり、価格は1杯630円(税抜)。
冷凍麺やスープなどの具材を入れた容器を専用の機械で加熱し、約2分で提供するシステムです。
今回の新メニューは同社の「自社調理ファストフード」の取り組みの一環で、揚げたてのカレーパンや焼き菓子と同様に、店内で作りたてを提供することで品質の高さを強調している。やってますよ。
しかし、SNSを中心に「価格が高すぎる」という不満の声も多く上がっている。
ネット上で寄せられた批判
セブンイレブンのラーメンに関して、SNS上では以下のような声が多く寄せられています。
●批判的な意見
「コンビニで630円は高い。普通のラーメン屋に行ったほうがいいよ」
「この値段でカップラーメン3個買えるよ。」
出来たてとはいえ、ファストフードでこの値段では躊躇してしまいます。
最近はセブンの値段が高い傾向にあります。
●同意する意見
「本物の味なら食べてみたい」
近くにラーメン屋がない地域では助かります。
「調理の手間が省け、すぐに食べられるのが魅力です。」
その背後にある戦略
セブン-イレブンは親会社のセブン&アイ・ホールディングスが海外企業から買収提案を受けるなど、企業価値向上の必要性が高まっている。
ファストフード分野の拡大は利益率向上策の一環とみられる。また、ラーメンは日本の国民食とも言えるため、幅広い客層にアピールすることを意識しているようだ。
630円という価格はコンビニとしてはやや高めに感じるが、品質や利便性を重視する層には一定の需要がありそうだ。
確かにラーメン専門店に比べて高いと感じる消費者も多いが、セブンイレブンは手軽に本格的な味を楽しみたい顧客をターゲットに、競争の激しいファストフード市場での差別化を図っている。彼らがこれを実現しようとしているのがわかります。
ただし、消費者がより高い価格帯を受け入れるには、提供される味、品質、体験に価値がある必要があります。
今後の消費者の反応と売上が、この取り組みの成否を大きく左右します。
(文=シェアニュースジャパン編集部)
インターネット上のコメント
・これは失敗すると思う
・貧乏アルバイト…
・これを家庭料理と呼んでいいのでしょうか?
・このラーメンに使ったお金はお弁当に使ってほしいです。
・ワンコインだったらもっと良かったです。
・写真?既存のスープと麺のセットとの違いは何ですか?
・専門店以下の価格