・ガソリン補助金の支給は、予定どおりであれば、2024年4月30日で終了となります。つまりこのままいけば5月1日からは、ガソリンは“補助金なしの素の価格”となってしまうのです。
・じつはこのガソリン補助金に、これまでに投じられた予算は合計6.4兆円で、もちろんその原資は税金です。
・単純計算すれば、消費税でかき集めた年間の税収の4分の1以上をガソリン補助金事業に費やしていることになるのです。
・資源エネルギー庁は、直近の1リッター174.3円は、この補助金により22.2円抑制されたものとしています。
・もし補助金がないと仮定すると、ガソリン価格は1リッター196.5円と、“1リッター200円”にほぼ近い水準になると考えられるのです。
・2024年3月18日におこなわれた参議院予算委員会で、岸田首相は「国民生活や経済活動への影響を考慮して、検討していくことは当然重要なこと」と述べ、ガソリン補助金制度の延長を検討する考えを示しています。
そのうえで「国際情勢や経済、エネルギーをめぐる情勢などをしっかり見極めた上で適切に判断」するとしています。
fa-calendar3/22(金) 19:10
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