今回は『らんまん』の95話(第19週)8月11日 金曜日放送後の詳細あらすじネタバレについて紹介します。
【”奴さん”みたいな新種】と題して19週95話をお送りします。
虎鉄に教えてもらった植物を酒付けにした標本を見た寿惠子は、思わず”奴さん”のようだと口にします。
田邊教授が発行した『帝国大学発行 大日本植物図解』を届けにきた波多野と藤丸に手伝ってもらって調査を進めた万太郎。
やがて”奴さん”はどの属にも科でもないという推論にたどり着いたのでした。
<らんまん19週95話のあらすじ>
偶然に出会った遍路宿の息子である山元虎鉄から教えてもらった見たことのない草花に興奮を隠せない万太郎。
そんな万太郎の仕草に興味をもった虎鉄は、何をしているのかと尋ねます。
こうして虎鉄は万太郎が植物学者であることを知ったのでした。
しばらくして万太郎はたくさんの標本を抱えて十徳長屋の寿惠子と千歳のもとに帰ってきます。
そして植物学教室の田邊教授から言われた500点の標本と土佐植物目録を納めたことで区切りをつけた万太郎は、独りでの植物学の研究に取り掛かり始めたのでした。
そんな万太郎は四国で虎鉄から教えてもらった草花に夢中になります。
万太郎を虜にしている酒に漬けて保存してある植物の形をを見て”奴さん”のようだと口にする寿惠子。
そんな寿惠子に物凄く珍しい植物だと思うと目を輝かせて話す万太郎は、詳しく調べるためには外国の書籍を取り寄せる必要があると告げたのでした。
そのためにはお金が必要になると訴えた万太郎に、寿惠子は”どうにかなる、どうにかする”と頼もしく応えてくれたのです。
それから半年の月日が流れます。
万太郎が手に入れた外国の書籍を調べながら虎鉄が教えてくれた”奴さん”の研究に没頭していました。
そんなある日のこと、植物学教室の波多野と藤丸が田邊教授が出した『帝国大学発行 大日本植物図解』を届けるために十徳長屋に姿をみせます。
田邊教授が出したものは万太郎の『日本植物志図譜』とよく似ていましたが、波多野と藤丸は自費出版とは異なり出版元があるので、多くの学校が買ってくれる可能性があると教えてくれたのです。
自費出版との違いを素直に羨ましがった万太郎は、二人に四国で見つけた”奴さん”の調べるのを手伝ってもらえないかと相談を持ちかけます。
そして、波多野はドイツ語も堪能であったこともあり、取り寄せたドイツ語の書籍を訳してもらいながら、夜通しで調べていくことになった3人。
そして朝方になって”奴さん”についてひとつの推論に達したのでした。
それは新種どころではなく、植物分類学上のどの属も科でもない新発見ではないかというものだったのです。
そして本当に新しい科だとしたら”ヤッコソウ科”とすると目を輝かせて話す万太郎は、学名には虎鉄の名前を入れたいと言います。
そのあとで自分の想いなどを綴った手紙を虎鉄におくりますが、戻ってきた返事に驚かされた万太郎。
何と虎鉄はお礼の手紙と一緒に数多くの植物の標本も送ってきてくれたのです。
万太郎と別れたあとで虎鉄は学校の先生に植物学者のことを話していました。
すると先生が名前の分からない植物を万太郎に調べてもらいたいと言い出し、それを虎鉄が送ってきていたのです。
突如として目の前にあらわれた多くの植物の標本に興奮した万太郎は、そのとき自分は独りではなくて懸命に突き進んでいったらきっと誰かと一緒に歩けると確信したのでした。
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<らんまん19週95話の感想>
外国の書籍を取り寄せるためのお金について、寿惠子の言葉が頼もしすぎます。
“どうにかなる、どうにかする”なんて言ってくれるなんて最高の嫁さんですよね。
田邊教授の『帝国大学発行 大日本植物図解』を届けにきた波多野と藤丸は気が重かったんじゃないでしょうか。
でも、そのあとで万太郎から新種調査を手伝ってくれないかと打診されて気が晴れたのかもしれません。
やはり万太郎は何かを持っていますね。
虎鉄との出会いは、”奴さん”の発見だけでなく新たな人とのつながりをもたらしてくれそうです。
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