NEC社員の岡田和樹容疑者(29)は、職場のインターンシップに参加していた女子大生に採用に関するアドバイスを持ちかけ、性的暴行を加えた疑いが持たれている。警視庁に逮捕された。
岡田容疑者は容疑を否認しているが、就活中の学生の弱みに付け込んだとみられる卑劣な行為として批判が集まっている。
警視庁によると、事件は2023年11月、インターンシップに参加していた20代の女子大生が被害に遭った。岡田容疑者はインターンシップ担当の立場を利用し、女子大生を「就職の相談」に誘い、2人で会食した。
「家に連れて帰る」などと言って女子大生を自宅まで尾行し、性的暴行を加えた疑いが持たれている。
一方、岡田容疑者は「自宅で被害者と一緒にいたが、全く触っていなかった」と容疑を否認しており、警察が詳しい状況を調べている。
老舗メーカーNEC勤務
報道では岡田容疑者は大手メーカー勤務と報じられていたが、週刊文春の取材で勤務先は日本を代表する老舗電機メーカー「NEC」であることが判明した。それが明らかになりました。
NECは国内外で高い評価を得ている企業だが、今回の事件が同社のブランドイメージに与える影響が懸念されている。
インターンシップを巡るトラブルの背景
この事件では、就活中の学生という弱い立場を利用したことが問題となっている。
インターンシップは学生が企業の職場を体験し、自分の適性を判断する重要なプロセスです。
しかし、近年、この信頼関係を悪用して学生を危険にさらす事件が増加傾向にあると指摘されています。
専門家によれば、「インターンシップは学生と企業の双方にとって有益な制度であるべきだが、担当者に倫理観がなければ学生に重大な損害が生じる」との懸念があるという。
この事件を受け、NECは「社員が逮捕されたことは極めて遺憾」「事実関係を確認した上で厳正に対処する」とのコメントを発表した。
企業のコンプライアンスや内部管理体制が問われる中、迅速かつ透明性のある対応が求められています。
また、インターンシップ制度の運用についても学生を保護する体制の強化が急務となっております。
全社を挙げて再発防止策を講じ、信頼回復に努める必要がある。
今後の捜査の進展とNECの対応に注目が集まる。
(文=シェアニュースジャパン編集部)
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インターネット上のコメント
・スマホかレコーダーが必要なようです。
・就職活動の構図は、社員>>>>>学生であると理解しています。
・まあ、これは私だけではないと思います。周りにもそういうことをしている人がいたので、私もやったのかもしれません。従業員のコンプライアンス意識はどうなっているのでしょうか?
・他に請求があっても驚かないでしょう。
・最近の傾向なのでしょうか?
・毎年誰かがニュースになります。
・これは良くないです…