混雑した電車内でリュックを背負うのは、知らないうちに後ろの人に負担をかけてしまうなど迷惑だという意見が強かった。JR西日本は2018年にリュック背負い防止策を求める声を受け、「リュックは前に背負うか、荷物棚に置く」よう呼び掛けるキャンペーンを始めた。
こうして「混雑した電車ではリュックを前に背負う」というマナーが広まったのだが、数年経った今、SNSを中心に「リュックを前に背負うのも迷惑」という意見が広がっているようだ。
記事によると、ソーシャルメディアでは、
「前に背負っていたリュックが邪魔だった」
「前に荷物を運ぶ人が増えて、定員オーバーになってしまいました」
「(前に持っても厚みが変わらないので)電車がさらに混み合うんです」
「リュックを前に背負っている人はリュックの上でスマートフォンを使うので、曲げた肘がリュックに当たって痛い思いをする。」
「目の前に持ってくるだけでは不十分です。」
「(リュックを)体から離して足元に置けば、もっと多くの人が乗れる」
こういったコメントもあり、かさばるリュックはスペースをとるので、背負うにしても前に背負うにしても邪魔だという指摘もあります。
一方、リュックサック利用者からは、リュックサックは重すぎて手に持つことができない、持つときは手を下げなければならず痴漢と間違われるなどの声が上がっている。
記事では、厚いリュックサックを背負うと出入り口が狭くなり、非常に迷惑になるような場所に立つことは避け、リュックサックを手に持つか、頭上の棚を使うことを勧めている。
faカレンダー9/24(火) 11:40
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