新型コロナウイルス感染症の影響により、若い世代の恋愛観や結婚観に大きな変化が生じていることが明らかになった。
結婚相手紹介サービス「オーネット」が2024年に20歳になる男女を対象に実施した調査によると、恋愛経験や結婚意欲が過去最低となっていることがわかった。
調査によると、交際経験があると答えた人は53.7%で、過去10年間で最低となった。
特に女性の減少が顕著で、交際経験のある女性は53.8%と前年の70.2%から大幅に減少した。
一方、男性は53.5%で、前年の53.1%からほぼ横ばいとなった。高校入学とコロナ禍が重なり、交流や恋愛の機会が大幅に減少したことが背景にある。
「いつか結婚したい」と答えた人の割合は73.2%で、こちらも過去最低となった。
一方、「結婚したくない」「結婚するつもりはない」と答えた人は26.8%だった。若者の結婚意欲の低下は、新型コロナウイルスの感染拡大による社会的孤立感や経済不安などが原因とみられている。
オーネットさんは「新型コロナウイルスのパンデミックで恋愛や友情の機会が減り、若者たちは恋愛を通じて自尊心や人間関係を深める経験が不足している」と指摘。
また、感染症対策による移動制限により直接的な交流の機会が奪われただけでなく、SNSやオンラインツールの普及が間接的に私たちの恋愛観を変えた可能性があると分析しています。
今回の調査結果からは、コロナ禍を経験した若い世代が恋愛や結婚に対する新たな価値観を形成していることが分かります。
恋愛や結婚が「必須」とされていた時代は終わりを迎え、今後は自己実現の追求やライフスタイルがより重要になっていくだろう。
今回の調査結果は、恋愛や結婚をめぐる価値観の変化が社会全体にどのような影響を与えるかを考える重要な機会となりそうだ。
(文=シェアニュースジャパン編集部)
インターネット上のコメント
・結婚は費用対効果が高い
・結婚とは一体何でしょうか?と思っている人も多いのではないでしょうか
・おそらくそうでしょう?すでに価値観が変わってしまっているので、お金と時間を与えてあげれば良くなるかどうかは疑問です。
・以前は女子が16歳、男子が18歳だったため、お互いが18歳になるまで結婚できなければ恋愛に興味がなくなってしまいます。
・私は減税すれば結果が出るから絶対減税しない男です!
・お金がないなら結婚して2馬力持った方が良いです。
・若い人なら、30歳を過ぎても独身のおじさんやおばさんが危険だということは分からないでしょう。