パリ五輪のボクシング女子66キロ級で金メダルを獲得したアルジェリアのボクサー、アイマヌーン・ハリフ選手が、ネット上で性別に基づく中傷の被害に遭ったとして検察に告訴した。
カリーフ選手は昨年の世界選手権で、女子ボクサーの出場資格を満たしていないとして国際ボクシング協会(IBA)から失格処分を受けており、ソーシャルメディア上では「彼女は男だ」などのコメントが相次いだ。
国際オリンピック委員会(IOC)は、ハリフ氏の参加に問題はないと繰り返し表明している。
ハリフ選手は金メダル獲得後の記者会見で「私は女性として生まれ、女性として生きてきた」と語ったが、10日、弁護士は「正義と尊厳、名誉のために新たな戦いに挑むことを決意した」と提訴の決定を発表した。
「この差別的な運動を誰が開始し、煽動したのか徹底的な調査を要求する」と訴状は述べている。
ハリーフ氏の参加については、トランプ前米大統領やメローニイタリア首相など著名人も同氏の参加を疑問視するコメントを投稿した。
faカレンダー2024年8月11日 10:20
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