FNNの報道によると、1月20日午後7時半ごろ、埼玉県久喜市で、自宅に呼ばれた救急車を盗んで逃走した疑いで、平田弘容疑者(46)が逮捕された。
平田容疑者は「お腹が痛い」と119番通報し、手当てを受けている最中に突然刃物を手にし、救急車に乗り込み逃走した。
その後、約100メートル離れたドラッグストアの駐車場にある救急車の中で倒れているのが発見され、警察に逮捕された。
詳細:
過去の同様の事例と対策
救急車の悪用や妨害行為は全国で問題になっている。
例えば、2023年には大阪府で救急車の前に故意に車を止めて進行を妨害し、業務妨害で逮捕される事件が起きた。
今回の事件では平田容疑者が酒に酔っていた事も判明し、救急医療現場における安全確保の重要性が改めて問われている。
こうした事態を防ぐため、自治体や消防は救急車の安全対策を強化し、111番通報の適切な利用を呼び掛けている。
また、救急車の盗難は極めて稀な事件ですが、過去には消防車や警察車両などの公用車両を狙った犯罪も発生しており、管理体制の見直しが急務となっています。
(文=シェアニュースジャパン編集部)
インターネット上のコメント
・同様の事件は2012年にも大阪市で発生しており、救急車を呼んで到着した救急隊員に暴行を加えて負傷させ、救急車を盗んで逃走した。和歌山県で高速道路を運転したとして逮捕された。この事件は「強盗致傷容疑」で緊急逮捕された。
・緊急車両の運転者は事前に警察に登録しなければなりません。物を盗めば目につきますし、逮捕される確率はほぼ100%です。
・私は医療従事者です。この記事を読んだとき、私は驚きとともに強い違和感を感じました。
・最初は「救急車泥棒」に驚きましたが、よく読むと自分も行こうと思っていたとのこと。彼はますます謎に包まれています。
・酔っ払いが救急車を呼んで救急隊員を殴るのは珍しいことではないが、救急車を盗むのは珍しい。