大阪府岸和田市の永野耕平市長は24日、記者会見し、不信任決議を受けて市議会を解散したと発表した。記者会見には市長夫人も同席し、訴訟への対応や市長の立場などを説明した。しかし、妻の発言を含めた会見内容にはネット上で激しい批判が集まっている。
妻の発言が火種に
記者会見で長野市長の妻はこう語った。
「性的暴行はなかったのに、性的暴行があったと報道され、痛かったです」。
この発言にはネット上で「被害者が嘘をついていると言いたいのか?」と批判が殺到し、一部では夫を擁護することが「加害者を軽視している」と指摘されている。 ‘
▼関連動画
厳しい声が続出
●批判的なコメント
「3人が被害者の女性を傷つけたとしたら、性的暴行はなかったと言うのか。この発言は全く受け入れられない」。
「法廷で和解金を支払ったのに、今になって性的暴行を否定するのは矛盾している」。
「彼の妻まで出てきて、事実をねじ曲げようとしているようにしか見えません。」
●守備もそこそこ
「事実が明らかになるまでは何も言えない。記者会見での説明を信じたい」。
それは夫婦として向き合っているという誠意を示したかったからではないでしょうか?
「過剰報道の側面もあるかもしれない。冷静に判断すべきだ」。
裁判の経緯と市長の対応
長野市長は2019年から約1年半にわたって女性に性的関係を強要したとして訴訟を起こされ、和解金500万円を支払った。この訴訟をめぐり市議会は市長が説明責任を果たしていないとして不信任動議を可決した。しかし市長は「説明責任は果たしている」と反論。
また市長は市議会解散の理由として「議会が市長の出席を拒否したこと」を挙げ、「民主主義のあり方に問題がある」と批判した。
信頼回復への道は険しい
記者会見は市長夫人も出席して行われ、夫妻の対応を示す狙いがあったとみられる。しかし、訴訟の和解内容や性的暴行の有無に関する発言は被害女性を軽視していると受け取られかねず、さらなる反発を招いている。
信頼回復には、単なる反論ではなく、具体的な説明と行動で国民を納得させる努力が必要だ。また、性暴力とその被害者に関する問題は特に慎重な対応が求められるため、記者会見の形式についても再考の余地があるかもしれない。
岸和田市では、永野市長による市議会解散に伴い、市長選挙が行われる見込みです。今回の記者会見が選挙戦にどう影響し、国民がどのような判断を下すのか注目される。
市長としての責任が問われる中、長野市長はどう信頼回復を図るのか。この動向からは目が離せません。
(文=シェアニュースジャパン編集部)
インターネット上のコメント
・被害者が嘘をついて裁判所が架空の和解案を提示したとでも言いたいのでしょうか?
・奥さんの事実のどこが間違っているのですか?お金を支払ったのに示談金を支払うことに何の意味があるのでしょうか?どういう意味ですか?もし彼らが無実なら、最初から和解しなかっただろう。
・この奥さんに同じ事があっても性的暴行には当たらないと言うのか?夫が無職だと困るからと擁護するのは身勝手ですが、被害者がいる以上、言葉には気をつけるべきです。
・この妻は性的暴行はしていないとどうして言っているのだろうか。
・ただの不倫であれば、夫と不倫相手に慰謝料を請求するのが一般的です。なんで500万円も払うの?
・示談金は払いましたよね?なぜそれを支払ったのですか?
・被害者が嘘をついていると言いたいのか? 3人が被害者を強姦したが、性的暴行はなかったとしている。