・現地時間2月7日にカタール・ドーハで行われたアジアカップの準決勝の韓国戦。この試合で、ヨルダンの選手たちは、FIFAランクで64も上位につける相手を果敢なプレッシングで封殺。枠内シュート0に抑えながら2-0で勝利。史上初のアジア制覇にあと一歩と迫る決勝進出を決めた。
・当然、ヨルダンの選手や関係者たちは歴史的な勝利に沸いた。試合終了直後にうなだれる韓国の選手たちを尻目にピッチを縦横無尽に駆け回ると、ある選手はゴールによじ登って国旗を掲げもした。それほど嬉しかったのだ。
・韓国のスポーツポータルサイト『OSEN』は国旗を掲げたアル・ナイマトの行動を「まるで優勝したかのようだった」と指摘。さらに「先制ゴールを決めて主役となった彼はヨルダン国旗を掲げて疾走した。そして突然、理性を失ったかのようにゴールに這い上がり、国旗を広げると、そのままゴールネットに倒れるように横たわった」と克明に伝え、こう糾弾している。
「ヨルダンの歓喜はアジアサッカー連盟(AFC)のSNSを通じてそのまま公開された。韓国を破ったことでのドラマチックな喜びは理解できる。だが、ゴールを破損させるような振る舞いは一線を越えている」
・また、同サイトはAFCのSNSに「気持ちは分かるがあまりにも酷い」「相手に対するリスペクトが足りない」「物を壊してまで喜ぶ必要があるのか」といった韓国人ファンのコメントが寄せられているとも紹介している。
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