・兵庫県の斉藤元彦知事のパワハラ疑惑が文書で公表されたことを受け、県議会の調査特別委員会(百条委員会)は23日、非公開で職員6人からパワハラ疑惑を中心に事情聴取した。一連の問題で職員が事情聴取されるのは初めて。
・知事は一貫して疑惑を否定しているが、百条委員会が県職員を対象に実施したアンケートの中間報告では、回答者の約4割が「知事のパワハラを見聞きしたことがある」と回答。自由記述欄には「会議中に知事が『聞いていない』と言い、ペンをテーブルに投げつけたため、場内が凍りついた」など具体的な例を挙げる回答もあった。
さらに、知事が母国を視察した際にカニやカキなど多数の贈り物を受け取っていたとする新たな疑惑証言も寄せられており、「知事は土産なしで視察に行くはずがない」との指摘もある。
知事は23日午後、県庁で取材に応じ、パワハラ疑惑に関するアンケート結果について「県政の改善に向けて必要な指導を行ってきたが、これほど多くの職員が回答したことは大変残念だ。職員が受けた内容と結果に乖離があり、不快感や負担を与えたことは重く受け止めなければならない」と述べた。
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