経済学者の成田祐介氏(39)が12月25日、自身のX(旧Twitter)アカウントで日本人の将来についての予測を投稿した。その内容は多くの共感と議論を呼んだ。
成田氏は「将来の日本人は結婚せず、子供も持たず、お金もなく孤独に中年を迎えることになる。これがうつ病につながる」とし、「Xは出現するオアシスである」と指摘する。その時。” 。さらに「陰謀論を叫び、政治に吠え、怒る人をバッシングすると薬がもらえる」と現代社会の問題点をユーモアたっぷりに浮き彫りにした。
共感と議論が交錯する
成田さんの投稿には、多くのユーザーから賛同と驚きのコメントが寄せられた。
●共感の声
「確かに、私はすでにXを心療内科の代わりに利用しています。」
「ああ、そうだね。どうしてわかったの?」
「何かが炎上しているのを見て安心するのと全く同じです。心を癒すためにソーシャルメディアに目を向けます。」
●ご意見について
「もう終わりだ。子どもたちの負担は増えるばかりだと思う」。
心療内科はもちろん、病気になる人も増えそうな気がします。
「この未来が現実になるのを防ぐために、私たちは今すぐ何かできるはずです。」
●斬新な視点に驚きの声
「新鮮なアイデア。いつものように、新しい視点を提供します。」
「Xが心療内科の医師だという表現が秀逸。社会問題への素晴らしい風刺だ」。
成田氏の指摘に反映される現代の課題
成田さんの投稿は、現代社会が直面する孤独や経済的困難、そしてそれらがもたらす精神的な不安を鋭く指摘している。一人暮らしや未婚化が進む中、SNSはストレス発散や孤独感を補う手段として機能していますが、SNSへの過度の依存が新たな問題を引き起こす可能性も否定できません。
特に「炎上している人をバッシングして『いいね!』を獲得する」という表現は、ソーシャルメディアにおける過激な行動や集団心理を見事に捉えている。一時的な満足を得て心の穴を埋めようとする行動は、自己評価を下げる悪循環に陥る危険性があるので注意しましょう。
SNS依存症と社会問題への対策
成田氏の指摘する未来を防ぐためには、以下のような対策が必要である。
●メディアリテラシー教育の強化
教育現場や社会全体にSNSの正しい利用を普及させ、依存症の予防に努める必要がある。
●孤独・貧困対策の強化
独身で未婚の人々に対応するための社会保障と支援サービスを強化する必要がある。
●メンタルヘルスケア体制の拡充
精神的なサポートを受けやすい環境を整えることで、SNSへの過度の依存を防ぐことができます。
SNS時代の「オアシス」も危険
成田さんの投稿は、SNSが一種の「心療内科」として機能する未来の可能性を風刺するものだが、同時に社会が抱える孤独や精神的負担も示唆している。 SNSはオアシスではありますが、それをどのように活用し、どれだけ依存するかが今後の課題となります。
この対談が多くの方にSNSとの付き合い方や社会問題について考えるきっかけになれば幸いです。
(文=シェアニュースジャパン編集部)
インターネット上のコメント
・笑点大喜利の挨拶みたいな笑
・公共の場でウンコを撒き散らしていることに気づいてほしい。スッキリするかも知れませんが。
・私は、人々がより豊かで精神的に安定した生活を送れる世界に生きているので、孤独であることが惨めであるとは思いません。
・まさにそんな感じです
・なぜ政治的意見を表明することが陰謀論や批判にさらされている人々をバッシングすることと同列に扱われるのでしょうか?
・素晴らしい表現力
・Xもいいけど、子供の頃にやっていた釣りに戻って、ウキを見ながら独り言を言うのも良いのではないかと思う。