<2人目産め攻撃>意地悪された過去「孫との幸せな今を見せつけたい」【第3話まんが:義母の気持ち】 | ママスタセレクト
前回からの続き。数年前の話です。私は60代の主婦です。近所に住む長男のダイチ夫婦に3ヶ月前、ツムギちゃんが生まれました。すでに長女のところに孫が2人いるので、これで孫は3人目。今後もどんどん増えていくのが楽しみです。私自身なかなか授かれず苦労をしたので、嫁のリナさんには「若いうちにポンポンと産みなさい」とアドバイスしています。しかし……。
私は長女のところの孫2人を毎日預かっているので、孫育てはお手のものです。ツムギちゃんのお世話が増えたところでどうということはありません。それに私がリナさんに妊娠をせかすのは、つらい思いをした自分の経験があるからです。
もっともっと増やして、「うちにはたくさん孫がいてみんな仲良しなんです」とさんざん高笑いしたい。孫たちに囲まれて慕われている幸せなおばあちゃんの姿を見せつけて、義姉に思い切り悔しい思いをさせてやりたいのです。
その日もリナさんに電話をかけ、用件のついでに「早く2人目を作りなさい」と声をかけました。すると……。
私はそれまでのいきさつをリナさんに話しました。若い頃、子どもがなかなかできなくて義姉に意地悪されたこと。しかし今は立場が逆転し、孫の数で義姉に勝っていること。リナさんは黙り込んでいます。でも舞い上がった私の勢いは止まりませんでした。ちょっと自分の願望を正直に言いすぎたでしょうか。でも義姉に意地悪された悲しい過去と、その義姉に今は勝っているという充足感、きっとリナさんならわかってくれると思います。
【第4話】へ続く。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・大島さくら 作画・なかやまねこ 編集・井伊テレ子