<義母とハダカの付き合い?>「1泊だけ」「気をつけて」「ガマンして」全部ムリです【第2話まんが】 | ママスタセレクト
前回からの続き。

数年前の話です。私はミサキ、パート主婦です。わが家は現在、夫ヒロアキと義母の3人で暮らしています。夫も私も仕事をしていますが、基本的に日々の細かい介助は私がしています。ただ私だけでは手一杯なので、デイサービスやヘルパーさんにもお世話になっている形です。
しかし、ある日夫が嬉々として「母さんを思い出の温泉に連れて行きたいんだ!」といいだしました。
詳細を聞くと「義母と同じ部屋」で「温泉は私が義母を介助しなければいけない」という状況。私の負担が大きすぎることを夫はわかって旅行計画しているのでしょうか……? 「勘弁して」、思わず心の声が滲み出てしまうのでした。
「周りのお客さんに迷惑をかけてしまう可能性があること」「大浴場での入浴はむずかしいこと」、何より「私への負担がめちゃくちゃ大きいこと」。どれだけ夫に伝えても、夫は義母と温泉旅行をするといって聞きません。なぜ夫はわからないのか……。それだけじゃない、夫は大変なときにおらず、すべて私がやるとのこと。この他人事な夫に私も我慢の限界でした。それならば、こちらにも考えがあります。私はある条件を、夫に突きつけたのです。
「大丈夫だから」の一点張りの夫に、私のイライラは加速します。あなたが逆の立場ならどう? と尋ねても、夫は私の両親でも同じことができるのだとか。能天気な夫とは会話が成り立ちません。一体どうしたらいいのやら……。
夫は豪語しますが、できないに決まっています。義母の紙パンツの処理だって、私が催促しないとやらないのです。夫はできもしない理想や綺麗ごとを大口たたいて言うタイプです。「こいつ……どう返事してやろうか……」と思っていると。
義母のことを、夫がしんみりと話してきました。
夫は、義母の望みを叶えてあげたいという気持ちに、私と温度差があるのが気に入らないのでしょう。でも私からすれば実親ではないし、普段の介助で疲れているし「仕方ないでしょ!」という思いです。正直、旅行なら私もリフレッシュしたいと思ってしまいます。義母の気持ちには寄り添うのに、私の気持ちには寄り添ってくれないのかなと少し悲しくなりました。結局、その晩も温泉話は決裂。夫とは冷戦状態となってしまいました。
【第3話】へ続く。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・rollingdell 作画・さど