＜甲斐性なし＞旦那に「全部お前の思い通りの生活だ」と言われた。むしろあなたに理由があるのに？ ｜ ママスタセレクト
夫婦になったとしても、2人が同じことを望むとは限りません。それぞれの生活の理想や希望があるでしょうが、現実的には叶えるのが難しい場合もありますね。そうなると不満を抱えてしまうものです。ママスタコミュニティのあるママから、こんな相談がありました。
『旦那に、全部私の思い通りの生活だと言われた。旦那は実家と同居したいけどさせてもらえない、家を建てたいけれど賃貸、子どもは2人ほしかったのに1人、ミニバンが欲しいのに普通サイズの普通車、何にも願いを叶えてもらえないと。そうなっている理由は、旦那が実家依存、仕事を頑張りたくないと言う、子煩悩ではないこと。旦那に原因があるのになぜかわかってくれない。私は現実を見てそうしているだけだけれど、私がわがままなの？』
旦那さんが望む生活と現実はずいぶんと違っているようで、不満が募っているのでしょう。しかし投稿者さんからすると、そのような生活になっているのは旦那さんにも原因があるとのこと。もしすべて旦那さんの思い通りにしていたら、家庭を守っていくのは難しくなるかもしれません。他のママたちからも意見が寄せられています。
誰にだって理想の生活はある。でも……
『投稿者さんだって、好きでこの生活を選んでいるわけじゃないよね。現実的にそれしかできないからこうなっているんだよね。あなたの思い通りにしていたら破綻すると言ってやりたいわ』
『こっちだって子どもが2人いて、戸建てやファミリーカーがある生活がしたかったけれど、できないじゃん！ となるよね』
旦那さんは自分の理想の生活ができていないことで、大きな不満を抱えています。そしてその思原因は、妻である投稿者さんが思い通りにしているからだと考えている様子。しかし実際のところ、今の生活が投稿者さんの理想としているものかというとそうではなさそうです。
『私も本当は子どもが2人ほしかったし、自分の家に住みたかった。でも現実を見て諦めた。私がしたくないのではなく、できないということをわかってくれない。被害者面されるのがムカついてしまう』
投稿者さん自身も今の生活を望んでいるわけではありません。旦那さんと同じように、2人の子どもと自分の家で暮らしたいと思っているそう。ただ金銭面や子煩悩ではない旦那さんの性格を考えると、それを叶えるのは難しいと判断したのでしょう。理想の生活ができないのは自分だけではない！ と旦那さんに反論したくなってしまいますね。
旦那さんに投稿者さんの気持ちを伝えてみては？
『そのまま伝えたらよいじゃん。もっと豊かな暮らしがしたいのに安月給で、夫婦で協力して子育てしたいのにそうではない。私の希望なんて全然叶っていないと』
旦那さんは今の生活が投稿者さんの思い通りと考えていますが、それは大きな勘違いですね。投稿者さんは家計を守るために我慢をしているのであって、理想とする生活は違うものです。旦那さんはそれを理解していませんから、きちんと言葉にして伝える必要があるのではないでしょうか。
旦那さんにもう少し、小さなところで寄り添えるかも
『夫婦だからすり合わせて生活しないと、片方の不満ばかりがたまらない？ さすがに同居や子どもは無理だから、次回の車はミニバンにしてあげるとか』
『どちらの気持ちもわかるかな。私も結婚当初、旦那さんと同じ感じだった。こちらの希望は何も通っていない気がして、とにかく結婚生活がつまらなくて嫌でたまらなかった。少しくらい相手の要望も聞き入れてあげないと、モチベーションが下がる一方じゃない？』
夫婦として生活をしている以上、お互いの意見や希望を聞いて寄り添うことも必要になってきそうです。もしこのまま旦那さんの希望がどれも叶わないとしたら、旦那さんはますますやる気をなくしてしまうかもしれません。あるママがいうように、同居や子どもの出産は難しいとしても、車を買い替えるときには旦那さんがほしい車を選んでもよいかもしれません。もちろんお金の不安はあるでしょうが、要望を聞き入れようとする姿勢は大切といえそうです。
叶わないではなく「どうやったら叶えられるのか」2人で考えていきたい
『叶えてもらうではなく、自分で叶えようと思わないの？ 自分でどうやったら叶えられるか考えないの？ と聞いてみたら？』
自分の希望が通らない生活をしている旦那さんは、全ての原因が投稿者さんにあると思っているのでしょう。だからこそ、投稿者さんに不満をぶつけてしまうのではないでしょうか。ただ実際のところは旦那さんの理想を叶えるには金銭や子育てへの不安がありますから、簡単にできることではありませんね。どうしても叶えたいと思うならば、旦那さん自身が現状を見直して何をすべきか考える必要があるでしょう。旦那さんは人に希望を叶えてもらおうとするのではなく、まずは自分ができることを見つけてもらいたいですね。その結果何かしらの提案があれば、それを実現できるように協力していくと、2人が納得する生活に近づくのではないでしょうか。
文・こもも 編集・kunel イラスト・Ponko