＜元旦那の不誠実＞【後編】「再婚相手が嫌がるから」子どもと会わない元旦那。うまく立ち回れないの？ ｜ ママスタセレクト
前回からの続き。投稿者さんの元旦那さんは、すでに再婚済み。そして再婚した途端に子どもたちと会ってくれなくなりました。どうやら再婚相手が「子どもたちに会わないで」と阻止しているのだそう。「次はパパにいつ会えるの？」と悲しそうにする子どもたちを見るたびに、投稿者さんは胸が締め付けられる思いになってしまうのでした。怒りの矛先は当然ながら、旦那さんや再婚相手に向かっています。離婚しても元旦那さんが子どもの父親であることには変わりないのですから、子どもに会ってほしいと考えるのは当然のことですよね。
どうして再婚相手が阻止してると思うの？
さてここで素朴な疑問が寄せられました。
『再婚相手が子どもと会わせないようにしてるって、なぜわかるの？』
『本当に再婚相手が子どもとの面会を阻止してるの？ 投稿者さんの想像じゃなくて？』
ママたちから挙がったのは「なぜ再婚相手が子どもとの面会を阻止していると思うの？」という疑問でした。ひょっとしたら「再婚相手が嫌がっている」というのは投稿者さんの見解で、なにかほかに理由がある可能性も考えられますよね。もしほかの理由があれば、手の施しようがあるかもしれません。しかし投稿者さんはこちらに説明をしてくれました。
『こちらから元旦那に、「なぜ約束したのに子どもに会いに来てあげないのか」と連絡したことがあるんです。そしたら「今の嫁が嫌がっているから。子どものことで連絡するのも嫌がるんだよね」と連絡がきました』
投稿者さんは元旦那さん本人から、「今の嫁が嫌がる」とハッキリ言われたそうです。それならばもはや投稿者さんの想像ではありませんね。実際に再婚相手が阻止しているのでしょう。
それでも元旦那さんがいちばん悪いよ
『そこで再婚相手の言いなりになるのがおかしいと思わない？ 「離婚しても俺は親なんだ」ってハッキリ言わない元旦那さんが悪い』
『たとえ本当に再婚相手が嫌がったとしても、自分が言い聞かせればいいだけだよね。拘束されてるわけでもなし、強行することもできる。でもそれもしない、誤魔化すこともせず再婚相手の立場も悪くする。とりあえずとんでもない元旦那ってことで。怒りの矛先を間違えないでね』
再婚相手に「子どもと会わないで」と言われている元旦那さん。再婚相手を大切にしているからこそ、その要望を飲んでいるのかもしれません。しかし最終的に「子どもと会わない」と決めているのは旦那さんです。「君の気持ちはわかるけど、自分は父親なんだ」と説得しない時点で元旦那さんが悪いとジャッジされたようですね。
子どもと離れてしまうと、気持ちも薄れるのかな
『父親が本当に子どもに会いたいと強く思うなら、それ相当の行動にはうつすものだろうと思う。いくら自分が痛い思いをして生んだわけでなくても、会いたかったら何としてでも会おうとするでしょう。悲しいことに一定数の父親は、保護責任者の義務から一度離れると、ときと共に思慕の情も薄くなるのかな。そういう男性って少なくないのかも』
『再婚相手より元旦那さんがダメじゃん。離れた子どもより近くの女を優先してるんでしょ』
離れて暮らし始めると、少しずつ相手のことを考える時間が少なくなるものかもしれません。あまり考えたくないことですが、「それは親子であっても起こり得る現象なのでは……」と主張したママたちも。子どもたちと離れて暮らすことによって、子どもたちへの気持ちが少しずつ薄れてしまった可能性もあると推測されたのでしょう。今となっては「離れて暮らす子どもよりも、目の前にいる再婚相手の主張を優先したい」と旦那さんは考えているのかもしれませんね。
再婚相手は嫉妬深いのかもね
『再婚相手も良くないと思うなあ。ひと言「子どもに会いに行ってあげて。誕生日にプレゼント渡してあげて」とか、率先して子どもと関わるよう促す言葉かけでもしてくれるなら、｢良い人と再婚したのね｣って素直に思えるのにね』
『自分の嫉妬の感情は脇に置いといて、とにかく相手の子どものために……なんて考えられる、できた女性はなかなかいないかもね』
いちばんの原因は元旦那さんとはいえ、その原因を作りだしているのは再婚相手だという声も。もし再婚相手が「子どもにとっては父親なんだから会っておいでよ」と声をかけることで、元旦那さんも気持ちよく会うことができたでしょう。もしかしたら再婚相手はすごく嫉妬深いのかも……と疑われても仕方がないのかもしれませんね。
子どもたちに会ってくれなくなった元旦那さんに、モヤモヤしている投稿者さん。もし再婚相手が広い心で「子どもたちに会っておいでよ！」と言ってくれれば、ここまで揉めることはなかったかもしれません。とはいえ元旦那さんはもう子どもたちと会う気はないのが現実です。今後は無理に子どもたちを元旦那さんに会わせず、子どもたちが健やかに過ごせることを念頭に置きながら、生活できたらいいですね。
文・motte 編集・みやび イラスト・Ponko