関西でみつけた個性的で綺麗なクリームソーダ9選【大阪・京都・神戸・奈良】 | ことりっぷ
どこか懐かしいレトロ喫茶メニューとして最近話題のクリームソーダ。今回は、京都・大阪・神戸・奈良の関西エリアで出会える、レトロでキラキラと綺麗なクリームソーダをまとめてご紹介します。レトロでおしゃれな純喫茶から、芸術家のサロンとして賑わった喫茶店、大輪の薔薇が咲くクリームソーダがいただける夜カフェ&バーまで、個性豊かな9つのクリームソーダをセレクト。旅行やおでかけの際にぜひ足を運んでみてくださいね。
大阪で最もにぎやかな商店街のひとつ・心斎橋筋商店街から1本路地に入った場所にある「リロ珈琲喫茶」。看板を頼りにひっそりとした階段をのぼると都会の喧騒を忘れさせてくれるレトロな空間が広がっています。喫茶店らしい王道メニューはもちろん、多彩なアレンジコーヒーやコーヒーを使ったスイーツにも出会えます。
真っ赤なサクランボとのコントラストもきれいなクリームソーダは、レトロな空間に映えるエメラルドグリーンがとても美しく印象的です。トッピングのアイスクリームは自家製で、口当たりがあっさりとした素朴な味わい。店名が描かれたオリジナルの脚付きグラスも素敵です。
京都・御所西にたたずむ「喫茶ゾウ」のどこか懐かしいクリームソーダは、カラフルなソーダに赤いチェリー、真っ白なアイス、その上にちょこんと乗っかったゾウさんクッキーがたまりません。場所は京都御苑や晴明神社からほど近く、二条城からも徒歩圏内。お散歩がてら、ちょっと一服にぴったりですよ。
店内には、愛らしいゾウをモチーフにしたグッズや、こだわりのロゴが入ったプロダクトデザインがあちらこちらに。「こんなところにも!」と見つけるのも楽しい、心和む時間を過ごしてみてくださいね。
京都にある「喫茶ソワレ」は戦後まもなくオープンし、ときの文化人や芸術家のサロンとして賑わったカフェ。その面影は、今も店内を飾る絵画や装飾などのインテリアに残ります。幻想的な青い光に満ちた空間で、50年以上も愛されているゼリーメニューや宝石のように輝くクリームソーダをゆっくりと味わってみませんか。
ソワレのクリームソーダは、見た目だけではなく、味もレトロ。100年以上変わらない昔ながらの製法で製造されている神戸の地サイダーが使われており、軽く爽やかでキレのよい風味が特徴です。グラスには東郷青児のイラストが施されているので、こちらも見逃さずに。
カウンターに8席が並ぶこぢんまりした「coffee & wine Violon(コーヒー アンド ワイン ヴィオロン)」は、落ち着いた雰囲気の夜カフェ&バー。ヴァイオリンをイメージしたクラシカルな空間です。
ラムネ味のソーダに大輪の薔薇が咲くクリームソーダは、数量限定。旅好きの店主が東北で出会ったババヘラアイスに発想を得て夜カフェ向きに作り上げた自信作です。
祇園を流れる白川のほとりに素敵なご夫婦が営む「やまもと喫茶」があります。店内の焙煎機でマスターが自家焙煎する香り高い深煎り珈琲をはじめ、焼たまごサンド、ビーフカレーといった軽食、レトロかわいいクリームソーダやプリンなど王道の喫茶メニューがそろい、地元の常連客から観光客まで幅広い世代に親しまれています。朝は7時からオープンしているので、旅のスタートにもおすすめです。
低温で時間をかけて蒸し焼きにする生クリーム入りのなめらかプリンは、開店当初からの看板メニューのひとつ。アンティーク雑貨好きのマスターが一目惚れしたというレトログラスで提供されるクリームソーダも人気です。
JR三ノ宮駅と元町駅のほぼ中間、南北にのびるトアロードの西側はトアウエストと呼ばれ、個性的な雑貨店やアパレルショップが立ち並んでいます。そんなトアウエストで2009年から愛され続けているのが「モトマチ喫茶」。脚付きの器が似合う自家製のカスタードプリンやクリームソーダなど、純喫茶らしいメニューが昭和の喫茶店を思わせる空間でいただけます。
店内は、かつて喫茶兼スナックだった居抜き物件で、カウンターを張り替えた以外は当時のまま。レトロな照明や使い込まれた木の家具、調度品が並んでいます。
神戸の元町にある「カフェ デ アゲンダ」。スイーツは常時約15種あり、そのうち5~6種は季節替わり。ケーキだけでなくドリンクも充実しています。コーヒーはアレンジ系を含めると15種以上、紅茶、ハーブティー、自家製ソーダなどがあります。
人気のクリームソーダはメロン味の「グリーン」と、ざくろ味の「レッドソーダ」の2種。バニラアイスと四国生まれのカラフルなあられ「おいり」をトッピングしています。
元理容室を改装し2021年10月に生まれた喫茶店「DORSIA(ドーシア)」。令和生まれなのに昭和レトロな雰囲気が漂っているのは、惜しまれつつも閉店した喫茶店の家具を譲り請けたから。メニューも純喫茶らしいラインナップでクリームソーダや固めのプリン、素朴なホットケーキなどが味わえます。
昔ながらのメニューですが、オリジナルロゴ入りの食器を用意することで洗練された雰囲気に。空間もメニューもレトロモダンな空気が漂っています。
近鉄奈良駅からすぐの場所にある「お天気パーラー」は、駅前のホテル1階にあるカフェ。お天気にまつわるモチーフが散りばめられた空間で、プリンやクリームソーダなど、レトロで懐かしい食事やスイーツメニューを楽しむことができます。奈良の観光や散策の合間のひと休みにホッと一息できるカフェです。
「空のクリームソーダ」は、1日の空をイメージした「あおぞら」、「ゆうぞら」、「ほしぞら」の定番と季節限定が揃います。ブルーシロップとアップルソーダ味の「あおぞら」は、雨の日に飲むと心が晴れやかに。夕暮れをイメージした「ゆうぞら」は、オレンジをベースにザクロシロップが入っており、甘酸っぱい味わい。どの空を選んでも美しいグラデーションが楽しめるので、その日の気分で選んでみて。
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いかがでしたか?涼しげで宝石のような、個性豊かなクリームソーダ。関西のおでかけの際にはぜひ最新情報を公式サイトでチェックの上、訪れてみてくださいね。
また、東京や神奈川の魅力的なクリームソーダは、以下の記事でご紹介しています。レトロ喫茶がお好きな方は、ぜひこちらもチェックしてみてくださいね。