
連合の吉野智子会長は、自民党や自民党と決別した公明党との連携に前向きな姿勢を示し、今後の労働政策に期待を表明した。
だいたいポイント
- 吉野智子委員長、公明党との連携に期待表明
- 高市早苗首相について「考え方に距離感がある」
- 賃上げの継続・拡大を目指し、地域経済の活性化にも意欲を示す
レポートの詳細
女性リーダーとしての今後の連合の政治的立場について語る
吉野智子会長は連合初の女性会長として注目を集めており、その発言は今後の労働政策のみならず政界全体に大きな影響を与えることが予想される。今回、公明党と協力する姿勢は、これまでの立憲民主党、国民民主党との関係に加え、より幅広い政治勢力との対話を模索していることの表れである。公明党の選択的夫婦別姓制度に対する前向きな姿勢は、連合の政策方向性とも一致しており、価値観の重なりを重視していることの表れである。
一方、高市早苗首相との間では、労働政策や多様性などについての立場の違いが鮮明に表れた。吉野会長の「性別に関わらず尊重される方針」という言葉には、男女平等と多様性を推進したいという強い思いが込められている。特に働き方改革や労働時間規制の緩和については、労働組合としての立場から警戒しており、今後の政労使関係にも影響を与える可能性があります。
さらに、吉野会長は地方の賃金上昇にも言及し、地域経済の活性化を通じて日本全体の景気回復を目指す姿勢を強調した。これは連立政権の一貫した方針であり、新政権との接点を見出す重要な視点といえる。政労使の会合が再開され、主要政党との対話が進む中で、連立政権の声がどのように発揮されるかは興味深いところだ。
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