日本政府は、1月9日に米ワシントンで行われるジミー・カーター元大統領の国葬に石破茂首相の特使として菅義偉元首相を派遣すると発表した。しかし、この決定に対しSNS上では「なぜ現外務大臣は行かないのか?」といった疑問の声が上がっている。
「外務大臣の不在」についての指摘
この発表を受けて、X(旧Twitter)では以下のようなコメントが寄せられた。
・「外務大臣は行かないの?なぜ?」 (@himuro398)
・「カーター元大統領の国葬は大事な行事ではないのか?岩野大臣はなぜ行かないのか?」 (@diplomatic_view)
・「これは外務大臣の役割ではないのか?」 (@political_watcher)
岩屋毅現外相に代わって菅首相が派遣されることに疑問を抱く人も多い。
菅本首相派遣の背景
政府は今回の派遣について「菅前首相は過去にトランプ次期大統領と首脳会談を行うなど米国と良好な関係を築いてきたため」と説明しており、菅前首相はトランプ氏と直接対話した。 2020年の首相任期中に首相に就任しており、その人脈を活用する意向とみられる。
また、カーター元大統領の国葬には各国要人が多数参列する予定で、外交の重要な場となる。特にトランプ次期大統領との非公式接触の可能性が注目されている。
岩野大臣欠席
政府は岩野大臣の国葬に出席しない理由については具体的に言及していない。ただし、次のような憶測が広まっています。
●国内外交課題を優先
岩野大臣は現在、日中問題や北朝鮮問題などさまざまな問題に取り組んでおり、国内対応を優先しているのかもしれない。
●経験重視の菅本首相
外交経験が豊富な菅首相を派遣することで、米国側との信頼関係を強調する狙いがあるとみられる。
ネットの反応
●批判的な声
「元首相に外務大臣を就任させるのはどうですか?」 (@critical_eye)
「現職が国葬のような外交行事に出席しないのは失礼だと思う」 (@diplomatic_mind)
●応援の声
「トランプ氏と良好な関係にある菅氏がその職に適任か?」 (@support_biden_trump)
「元首相を特使として派遣するのは合理的だと思う」 (@balance_diplomacy)
外務大臣が訪日しないことに疑問を抱くのは当然だ。しかし、今回の菅元首相の派遣は、「元首相」という肩書きだけでなく、トランプ次期大統領とのこれまでの良好な関係を生かす戦略的な決断だったと考えられる。
一方で、岩戸大臣の欠席が目立つことから、内外へのメッセージの伝わりには課題も残される可能性がある。
カーター元大統領の国葬で、菅元首相はトランプ次期大統領や外国要人らとどのような交流をするのか。また、今回の派遣が今後の日米関係や外交政策にどのような影響を与えるかにも注目が集まる。
(文=シェアニュースジャパン編集部)
インターネット上のコメント
・写真?外務大臣行かないんですか?
・行かない、というか行けない。
・本来なら外務大臣クラスが出席するはずだが、逮捕されてもおかしくない😅
・岩谷が行くと逮捕されるから行かないだけだ。とは言え、最終的には行かなければなりません。外務大臣がアメリカに行かないはずがない。
・日本の外務大臣として、岩屋氏を放っておくべきだ!
・ガースーも心配だ。
・本当に分かりやすいですね…