自民党の石原伸晃元幹事長が15日、政治資金問題をめぐる議論について見解を表明した発言が物議を醸した。
石原氏は「極論を言えば、政治家は何もせず、お金も使わないのが一番いいのではないか」と述べ、文書化問題が注目される現状に疑問を呈した。
しかし、この発言に対してネット上では「責任逃れだ」「国民感情を無視している」などと批判が殺到している。
発言の内容と背景
石原氏は「多額の献金を受けている自民党の勢いをそぎたいという野党の思惑もある」とし、「非公開問題をいかに防ぐかが本当の課題だ」と述べた。と議論が迷走している」と議論の方向性について不満を漏らした。
さらに「政治家には活動のために資金が必要だ」と述べ、行き過ぎた規制や批判が政治活動の停滞につながることを懸念していると説明した。
しかし、この発言は、最近の政治資金の不透明な管理や秘密保持問題に対する国民の不信感とはかけ離れたものであると受け止められた。
「極論を言えば、政治家は何もせず、お金も使わないのが一番いいのです。」 国民は本当にそんな改革を望んでいるのだろうか。野党側は「多額の献金が集まる自民党の勢いを断ち切りたい」という狙いもあり、議論は無申告をどう防ぐかという本質から逸脱している。 」
— 石原伸輝 (@IshiharaNobu) 2024 年 12 月 15 日
ネット上では批判が殺到
この発言に対し、ネット上では「問題の本質を変えている」などと批判が殺到した。
「誰もお金を使わない方が良いとは言っていません。不正行為をするなと言っているだけです。」
「国民は透明性を求めている。誰も何もするなとは言っていない」。
「私は大量の寄付が寄せられることに文句を言っているのではありません。寄付がリストに載っていないという事実を問題にしているのです。矛盾があります。」
「国民の怒りを理解していない発言。政治家の感性がずれている証拠だ」。
さらに「政治家の責任を棚上げして被害者ぶるのはやめてほしい」「政治資金が集まらない現状をどう改善するかが議論の焦点ではないのか」など厳しい意見もあった。問題の本質に触れない発言に失望の声が広がっている。
不信感を高める発言
政治資金問題は政治家への信頼を揺るがす重大な問題と見る人が多い中、石原氏の「お金は使わないのが一番だ」という発言は「国民感情を軽視する」として反発が起きた。
今回の一連の政治資金非公開問題は自民党内にも深刻な影響を及ぼしており、こうした発言が火に油を注いでいる。
石原氏と自民党がこの問題にどう向き合い、具体的な改善策を示すかが問われている。
非公開問題の本質を議論しなければ、政治不信は高まるばかりではないか。
(文=シェアニュースジャパン編集部)
インターネット上のコメント
・お金の使い方があまりにも愚かなので、議席を減らしていると人々は怒っています。
・不可能だと言っているわけではありません。マイナンバーと請求書を記入するだけで青色申告レベルの書類作成が完了します。簡単ですよね?
・わかってないよ、裏金だろうが不倫だろうが、国民のために頑張る議員は支持される。
・学校に戻ったほうがいいと思います。もちろん石原伸晃さんです。
・あなたにはわかりません。当選して落選するべきだったと思います。
・国民はあなたのような人が国政に復帰しないことを心から望んでいます。
・本当に石原慎太郎の子供なのか?