ロンドンブーツ1号2号の田村淳(50)が11日、自身のYouTubeチャンネルを更新し、東京都知事選前には感じていなかった安芸高田市の石丸真治前市長(41)への違和感を語った。
田村氏は「都知事選の不安」と題した生配信動画で視聴者の質問に答え、「(都知事選が)始まる前は小池氏や蓮舫氏に不安を感じていた」と切り出し、「石丸氏については少し誤解していたかもしれない。安芸高田市長のときから『面白い政治家が出てきたな』と好意的に見ていたが、終わってからテレビやマスコミの取材に応じる様子を見て、不安を感じた」と語った。
田村氏が問題視した選挙後の会見は、石丸氏が7日に出演した日本テレビのユーチューブチャンネルの選挙特番だった。社会学者の古市憲寿氏(39)が「政治のための政治、党利党略、私利私欲のための政治」を行う「政治家」を批判する石丸氏に「政治家」と自分との違いを問うも、「定義は説明しただけでしょ」「え? もう一回言うの?」とまともに答えなかった。
田村氏は「確かに2、3回聞かれたかもしれないけど、それは何度も聞かれたことに誠実に答えているということ。短く簡潔な言葉でいろいろなことを紡いでいく政治家はいい」と述べ、選挙後に石丸氏に不安を感じていたことを明かした。「それまでもいろいろな疑惑とかあったのに、新しい政治になって『政治家を浄化する』と言って、『政治家って何?』って。だから『石丸さんと何が違うの?』って思っただけ。正直、ああいう答え方をする政治家は好きじゃない。がっかりしました」と素直に語った。
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