・インバウンドの観光需要が止まらず、日本の名所はどこも賑わっている。日本情緒あふれる東京・浅草は特に外国人観光客に人気があり、浅草寺や雷門、仲見世通りは平日でも賑わっています。
・浅草を中心に人力車観光サービス事業「東京人力車」を運営する株式会社ライズアップの西尾隆太社長に「インバウンドのメリットとデメリット」とその拡大可能性について聞いた。
・同社は「観光コンシェルジュスタイル」を掲げる人力車観光サービスで、学生時代から借金苦を乗り越え一流行商人として働いていた西尾社長が2019年12月に立ち上げた。 100人以上の従業員が5カ国語以上の挨拶や自己紹介を訓練されており、「頑張りが報われる報酬制度」により最大月収130万円以上を得ることができる。当社のセールスポイントは「お客様に最適なモデル」です。
・コロナ終息後はインバウンド需要が爆発する。顧客の約半数を占めており、「国内需要だけで十分な時代に、海外の顧客が急増しており、人力車の機材も人手も足りない。我々は非常に助かっている」と話す。ありがたいけど、これが現状だよ』と嬉しい悲鳴を上げました。
・その一方で、困ってしまうこともある。同社のSNSには外国人からこうした投稿が寄せられるという。 「『奴隷のような仕事を辞めてほしい』などと書かれています。」
・人力車を引いて観光案内をする従業員の約3割が女性。確かに激務ではあるが、「『女性を馬車馬のように働かせるのは非人道的だ』というコメントが海外からありました。ただ、海外の人からは『あなたたちは貧しい』と言われることもあります」。国や地域、文化の違いがあることは承知しています。
・しかし、人力車の仕事がきちんとした職業であり、従業員がやりがいを持って働いているということが理解されていないのかもしれない。わざわざ一方的に中傷するようなことを言う必要はないと思います。
・日本人は時々「金儲けしてるだけだろう」などと悪口を書くことがありますが、99.9%以上の人が人力車を理解して楽しんでいますので、どうしてもそういう人は世界中にいると思います。出身国」と複雑な心境を明かす。
・人種や職業による差別はあってはならない。西尾社長は「人力車夫としての仕事は、観光や歴史、文化に精通し、洗練された案内やトークでお客様を楽しませるエンターテイナーであると考えています。また、人力車を存分に楽しんでいただける内容でもあります」と話す。彼らの旅を楽しんでください。海外の方にももっと楽しんでいただけるよう頑張っていきたいです」と語った。
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