歌手の松山千春(69)が5日放送のFM NACK5「松山千春 ON THE RADIO」に生出演し、昨年の「第75回NHK紅白歌合戦」について語った。
松山氏は紅白の演出について厳しい意見を述べ、特に曲中の派手なダンスやパフォーマンスに不満を示した。
松山は「歌っている人の後ろから始まるダンスがあって、そのダンスはいらない。この人の歌を聴きたい」と語った。
歌手のパフォーマンスを重視せず映像演出に重点を置く紅白のスタイルは「歌手を馬鹿にしたような演出方法」と批判された。
また、「私が最初に出演できないと思った時の気持ちは皆さんも分かっていただけると思います」と紅白に出られなかった理由にも触れた。
昨年の紅白歌合戦は「君に贈る歌」をテーマに放送され、第2部(午後9時から2時間45分)の平均世帯視聴率は32・7%(関東地区)と微差だった。前年比増加。増加したとはいえ、2交代制が導入された1989年以降では2番目に低い数字となった。
低視聴率の原因は松山氏が指摘するような演出方法にあるのではないかという声もある。
松山氏の意見はネット上で物議を醸している。
「歌手の声や歌詞に集中したいが、ビジュアルが邪魔になる」という意見がある一方で、「今の紅白には男性も楽しめるバラエティーが求められている」という意見もある。あらゆる年齢層の女性に』『時代に合わせて。 「これに合わせて変える必要がある」といった反論もある。
日本の年末の一大イベントとして引き続き注目を集める「紅白歌合戦」だが、その方向性をめぐる議論は今後も続きそうだ。
松山氏の率直な発言は、紅白のあり方を問い直すきっかけになるかもしれない。
(文=シェアニュースジャパン編集部)
インターネット上のコメント
・何十年もヒット曲を出していないビッグネームは長くは続かないでしょう! !
・大晦日に松山千春さんが紅白を見ていてホッとしました☺️
・時の流れに身を委ねなければ…世界から離れてしまう。
・2年前は、日本の女性歌手が歌っているのに、大勢の韓流スターが割って入り、まるで自分たちが主人公であるかのように踊っていた。障害。
・ダンス以上のプログラムは必要ありません。
・負けて悔しいだけのようですね。
・K-POPは歌うことよりもダンスが重要です! ️