医師で実業家の高須克弥氏が、SNSで物議を醸した女性医師を解雇すると発表した東京美容外科の対応について厳しい意見を述べた。
高須氏は自身のSNSで「問題社員を配置転換すれば不祥事を乗り越えられると考えている社長の精神に愕然とする」と投稿し、解雇発表後も不祥事に対する経営トップの姿勢は変わらなかった。問われ続けている。
東京美容外科のトラブル投稿と対応
事の発端は、東京美容外科所属の女性医師が海外での解剖研修中に提供された遺体の写真を含む不適切な投稿をSNSに投稿したことだった。この投稿にはSNS上で批判が殺到し、病院は30日に医師を解雇すると発表した。
同病院の麻生康院長は公式声明で謝罪し、医療従事者の倫理に反する行為を真摯に受け止めるとコメントした。しかし、この素早い対応にもかかわらず、ネット上では不満の声がくすぶっている。
ネットの反応
高須氏の投稿は3万5000回以上閲覧され、大きな議論を呼んだ。
●批判的な声
「誰かを解雇するだけでは責任を果たしたわけではない」。
「この対応は火を消すための試みにしか見えません。」
「問題は医療現場の信頼をどう回復するかだ」
●一部の意見は擁護されます
「即時解任という決断は称賛に値する」。
「会社として最低限のことはやっている。」
経営者の危機管理能力が問われる場面
高須氏の指摘は、不祥事に対する経営トップの責任と倫理的な対応に焦点が当てられている。確かに、不適切な行為をした従業員を解雇すれば問題は解決すると考える傾向は、危機管理の本質を誤解している可能性があります。
特に医療機関は社会からの信頼の上に成り立っている産業です。再発防止策や社内体制の整備が進められなければ、同様の不祥事が繰り返される危険性が高まる。
また、経営トップが企業の透明性を保ち、倫理観を発揮することは、従業員の教育のみならず、患者さんや社会全体の信頼回復にも直結します。高須氏の投稿に多くの反響があったのは、医療業界におけるリーダーシップのあり方に関心があるからだ。
東京美容外科の迅速な解任決断は、対応策としては評価できるが、高須克弥氏が指摘するように、経営トップの姿勢と危機への対応が大きく問われている。同病院が今後どのような再発防止策や倫理教育を打ち出すのか注目される。医療界全体で倫理水準の向上に向けた議論を深める機会にもなるはずだ。
(文=シェアニュースジャパン編集部)
インターネット上のコメント
・ほとぼりが冷めるまで、愛美ちゃん、ごめんなさいって言っておきます。
・スマホで写真を撮った人たちに罪はないのか? 🙄
・もうすぐまた苗字変えるんだよ、この人。
・もしかしたらニックネームをまた変えてもいいかもしれません!
・キム・ボクテ…
・解雇されたくない理由はありますか?
・その時点ではベストではない